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<NEWオープン>拝所に本格インド料理カフェが登場!Cafe The Palm(カフェザパーム)(南城市)
南城市玉城(たまぐすく)の仲村渠(なかんだかり)。名水百選にも選ばれている垣花樋川(かきのはなひーじゃー)の近くに、本格インド料理店が新しくオープンしました。敷地内にたくさんあるヤシの木にちなみ、その名は「Cafe The Palm(カフェザパーム)」。インドの五つ星ホテルで研鑽を積んだシェフが作る、スパイスをたっぷりきかせたカレーが絶品ですよ。
目次
垣花樋川すぐのインド料理カフェ
「Cafe The Palm(カフェザパーム)」があるのは、日本の名水百選にも選ばれた垣花樋川(かきのはなひーじゃー)すぐの、仲村渠(なかんだかり)地区。
細い道をたどっていくと、赤い屋根と屋上のパラソルが印象的な建物が登場します。
建物の中は、モダンでゴージャスなしつらえです。窓からは緑が濃いお庭の風景が望めます。高い天井に下がるシャンデリアは、まるで海外のヴィラに訪れたかのような雰囲気です。
「Cafe The Palm(カフェザパーム)」のメニュー。インド5つ星ホテル出身のシェフが作る「沖縄×アジアンスパイス」をベースとしたエスニック創作料理の数々が楽しめます。
人気はランチセットがあるカレーとパスタとのこと。他にもステーキやタンドリーチキンなどのお肉メニューも。どれも気になります……!現在はオープニングメニューとのことで、今後変更があるかもしれません。
インド料理というとカレーを連想しますが、ガーリックシュリンプやチキンデリなどお酒のおつまみもしっかり用意されています。
忘年会や新年会など、ある程度の人数が集う会合だと、たくさんのメニューを食べられそうです。
その場で焼き上げる絶品のナン
とっても気さくなメインシェフのカテ・ジャグビル・フカムシンさん。
20歳の頃からインドのレストランや高級ホテルで研鑽を積み、インド料理だけでなくフレンチやイタリアンなどさまざまな分野で活躍。だからメニューにパスタがあるんですね。
店内にはタンドール釜があり、その場で作った焼きたてナンをいただけます。せっかくなので、カレーランチでナンをチョイスしました。
この大きさ、みてください!
カレーはMIXベジタブル。フレンチの素養もあるシェフなので、盛り付けの美しさもポイントです。ズッキーニやレンコン、パプリカにキノコと野菜が盛りだくさん・60種類のスパイスを調合して作るというカレーは、誰でも食べやすいマイルドな味わいで、サラッとトロッとの中間ほどの食感。辛いのがお好みという方は、希望を伝えれば作ってもらえますよ。
カフェのオーナー、レイカさんが食後のチャイを持ってきてくれました。民族衣装がお似合いです。
拝所とカフェの関係とは?
カフェの外に広がる広いお庭は自由に散策できます。実はここは仲村渠地区の拝所であり、お店を利用しなくても立ち入ることができるスペースなんです。仲村渠には、琉球開闢神話の神さまアマミキヨが居を構えたというミントングスクをはじめ、歴史ある拝所が多く存在します。しかし、自治会だけでは整備が難しい場所でした。
そこで、カフェを建ててその収益で拝所の整備をまかなうという、行政に頼らない新たな試みをはじめたのが、地元の不動産会社「浜カフェ不動産」です。
御嶽や拝所はそのままに、参道に当たる部分の草を刈り、道を整備しました。ヤシをはじめ、南国の木々が生い茂るなか、ところどころに用意されたテーブルでは自由にくつろぐことができます。
カフェに隣接してはいますが、このお庭はあくまで公共の空間です。神聖な場所なので「立ち寄らせてもらっている」の気持ちを忘れずに、キレイに使ってくださいね。
既に地元の方の人気店になっているCAFE THE PALM(カフェザパーム)。これからのいろいろなメニュー展開も楽しみです。
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