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沖縄の工芸を世界に発信するDear Okinawa,<2023年12月22日NEWオープン>(那覇空港)
沖縄土産の定番イメージとして“絶対に外さない沖縄土産”といえば、ちんすこう、紅芋タルト、サーターアンダギー。
ですが、いわゆる沖縄の“定番土産”ではなく、大切な人へのギフトや、頑張った自分へのご褒美にもふさわしい“ちょっと特別感”のある沖縄土産を探している方におすすめのショップが2023年12月22日オープンしました。
目次
沖縄全域から集めたアイテムが並ぶクラフトショップ
那覇空港際内連結ターミナル2階に2023年12月22日にオープンした「Dear Okinawa,(ディア オキナワ)」は、陶器やガラス、シーサー、紅型、アクセサリー、食品など、沖縄全域から集めたアイテムを取り扱うクラフトショップ(※)。
※クラフトショップとは民芸品、手工芸品などさまざなアイテムを自宅等で楽しめるアイテムを販売しているショップ。
沖縄の工芸品市場の拡大と産業振興を目指す
「Dear Okinawa,(ディア オキナワ)」の品揃えは豊富で、約8,000点!100以上の作家や工房の商品があちこちにディスプレイされ、目移りと立ち止まりを繰り返してしまいます。
「沖縄と世界の人たちの生活を繋げる」をコンセプトに掲げる「Dear Okinawa,」。店名のDearには「沖縄固有の文化や自然、暮らしの営みをうつした手作りの品を、自分や大切な人の贈り物として持ち帰ってもらうことで、日常を少しでも豊かにするきっかけにしてもらいたい」という思いが込められています。
運営する面白法人カヤックは「沖縄独自の文化を発信し、沖縄の工芸シーンを盛り立てることに貢献していきたい」と話し、商品の販売にとどまらず、今後は企画展など様々な活動を通して“沖縄の工芸品市場の拡大”と“地域資源を活かした産業振興”を目指しているという。
室内でも沖縄を感じられる温もりと癒しの空間
店舗デザインと設計は、沖縄を舞台に活動する藤田俊次氏(GARB DOMINGO)や徳嶺吉紀氏(WRENCH)によるもので、外観には沖縄らしいコンクリート建築のエッセンスを取り入れ、モダンで洗練された仕上がりに。正面には「店舗を訪れたお客様に良い運気をもたらすように」と、沖縄の伝統建築で魔除けとして用いられる「ヒンプン(※)」をイメージした商品棚が取り付けられました。
※沖縄では伝統的な建築様式となり、家の門と内側の間に設置された目隠し(壁)になり、魔除けの役割もある。
店内には至るところにオオタニワタリやクロトンなどの植物が配置され、沖縄ならではの豊かな自然を表現。クラフトショップでありながら、洗練されたミュージアムショップのような空間が広がり、非日常と温もり、癒しを感じられます。
また、沖縄県内では初となる、青空を表現できるLED照明器具misolaを店舗内に導入。窓のない室内でも沖縄らしい青空を感じることができ、明るい気持ちでお買い物が楽しめます。
女性をターゲットにした限定泡盛「白百合」
作り手の想いがこもったアイテムは、お誕生日や結婚祝いなどのお祝い事の贈り物にも最適。オープンを記念して販売された泡盛は、大地を思わせる個性的な香りと味わいで、泡盛通から根強い人気のある「白百合」。
「Dear Okinawa,」のメインターゲットである女性にも白百合の魅力を紹介したいという願いを込めて、泡盛のラベルには珍しい女性的なデザインを採用。紅型(びんがた ※)アーティストの新垣優香(あらかき ゆうか)さんが手がけた、可愛らしく色鮮やかな紅型デザインのボトルが一際目を引きます。
こちらのコラボレーションしたオリジナルラベルの泡盛「白百合」(1,870円/税込)は数量限定での販売です。
※紅型(びんがた)とは、沖縄の伝統的な染色技法と染め物の総称となり、琉球王国だった時代に誕生し沖縄の伝統衣装や小物などに使用されている染物・柄。
見返すたびに沖縄旅行の思い出がよみがえるお土産品・贈られた人の記憶に刻まれるmade in OkinawaのアイテムにDear Okinawa,で出会ってみませんか?
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