コラム,暮らし
ありがとう!南国Chill Out【大城良太の良TIME】
目次
2021年7月からおよそ2年半にわたり放送してきたキャンプ番組「南国Chill Out」が2023年12月末で放送を休止します。
全129回の放送を通して感じたことや、いまの想いをつづりました。
コロナ禍でスタートした番組
番組がスタートした2021年は、新型コロナが蔓延し、厳しい行動規制から閉塞感を感じている人が多くいました。
私自身もニュースを通じて感染拡大防止や行動自粛などを呼びかけていたので、当時は友人たちに会うことや大好きな旅行を一切控え、いま思えば日々ストレスを感じながら過ごしていたように思います。
そんな時に出会ったのが「キャンプ」でした。
OTV Live newsイット!の特集で全国的にブームとなっていた「ソロキャンプ」を初めて体験し、マスクを外せる解放感や大自然の中で食べるキャンプ飯のおいしさ、たき火の癒し効果に感動したのを覚えています。
こうしたアウトドアの魅力を発信することで、沖縄県民の心に「安らぎ」を届けられればと思い、誕生したのが南国チルアウトです。
2023年5月に新型コロナが5類に移行したことで日常生活が徐々に戻り、キャンプブームも落ち着きをみせています。番組は年内で休止することになりましたが、コロナ禍で誕生した番組の役目は十分に果たせたのではないかと思っています。
意を決して
キャンプをはじめる前までは趣味がなかった私。
…というのも、何かに熱中してもその熱がいつかは冷めてしまうのではという恐怖心から、これまでハマることを極力避けて生きてきました。
なので、学生時代は同級生のマンガやゲームの話題には入っていけませんでした(汗)
正直、キャンプをはじめる際も「すぐに飽きて道具代を無駄にしてしまったらどうしよう」とか「本当に熱中するのか」という不安はありました。
しかし、意を決してキャンプの世界に飛び込んでみると、「なぜ今までハマることを避けていたのか」と後悔するぐらい‘人生観’が変わりました。
ちなみに…「絶対にキャンプにハマってやる」と覚悟した瞬間は、ネットで高級なクーラーボックスをポチった時でした(笑)
これは後戻りできないぞ!と腹をくくりました。
キャンプの最大の魅力
私がキャンプをはじめて一番良かったと思う事は「素敵なキャンプ仲間」に出会えたことです。
年齢や性別、職業関係なく同じ趣味で打ち解け合える素敵な関係性だと感じています。
キャンパーにはいくつになっても遊び心を忘れていない方が多く「私もこんな風に歳をとっていきたい」と憧れています。
キャンプ初心者の方はさまざまなキャンプ場が独自のイベントを開催していますので、参加してみることをお勧めします!きっと最高の仲間に出会えますよ。
さまざまなアクティビティを体験
番組では毎回さまざまなテーマでキャンプをさせていただきました。
なかには、プライベートのキャンプではなかなか体験できないことやユニークなアクティビティにも挑戦しました。
人生初も!!
番組がきっかけで、さまざまなイベントにも出演させていただきました。
長年スポンサーとして支えていただいたメイクマンでは、トークショーやキャンプ飯のクッキング講師をさせていただきました。
まさかキャンプでしか料理をしない私が、クッキング講師をする日が来るとは…
自分でも驚きました(笑)
日ごろ番組を観ていただいている視聴者の方と触れ合うことができて、とても貴重な体験をさせていただきました。
南国チルアウトとは
2012年にOTVのアナウンサーになった時に立てた目標があります。
そのなかの1つが「自分の番組をもつ」ということで、南国チルアウトはその夢を叶えてくれた番組でした。
南国チルアウトのおかげで街でも「ニュースの人」というより「キャンプの人だ」と声をかけていただくことも増え、すごくうれしかったです。
また、SNSで南国チルアウトが年内で休止すると発表した際も、たくさんのコメントを寄せていただきとても感謝しています。
多くの方から愛される番組に携われたことをとても誇りに思っています。
2年半ご覧いただいたみなさま、本当に本当にありがとうございました。
あくまでも「休止」ですので…いつの日か復活することを期待していてください!!
私個人としてはこれからもキャンプライフを満喫して、沖縄のアウトドアシーンを盛り上げていきますの、引き続きよろしくお願いいたします♪
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