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くらしと経済編集部

くらしと経済編集部

注目される「無料でお試し」スタイルのお店

後間
こんにちは。後間秋穂です。
今回は「注目される『無料でお試し』スタイルのお店」について野村證券那覇支店支店長の宮里洋介さんにうかがいます。よろしくお願いします。

宮里
よろしくお願いします。

後間
無料お試し専用のお店!なんて聞いただけでワクワクしますが、何のお試しができるお店なのでしょうか?

宮里
はい。食品のほか、化粧品のお試しが無料でできるお店などもあります。今日は、ここ数年首都圏に登場してきたお試し専門店についてお話します。
早速、こちらで二つの事例をご紹介しましょう。一つ目は、2022年原宿にオープンした化粧品類のお試し店です。ここでは、韓国や中国、台湾のブランドを含む約30社の化粧品を無料で試すことができます。オープン5か月で来店者が1万人を突破するなど、特に若い世代の間で人気となり、今年には埼玉県の大宮駅前に2号店を開業しました。こちらのお試し店では、出店商品を熟知したスタッフが常駐していて、来店客の好みに合ったオススメの商品をフラットな立場で提案しています。

二つ目は2021年に東京・代官山にオープンした試食専門のお店です。
こちらで試せるのは全国各地の食品メーカーの商品100種類以上です。店内には試食の専用スペースが設けられていて、すべて無料で試食できます。オープンから2年経った今も客足は好調で土日は入場規制をすることもあるそうです。

「無料でお試し」店の例

後間
無料で試せるというのは、お客さん側としては嬉しい限りですが、お店側はどうやって収益を得ているのでしょうか?

宮里
はい。食品のお試し店を例に、このビジネスの仕組みについて見ていきましょう。
こうした「無料お試し店」は、メーカーから支払われる出店料が主な収益源になっています。例えば代官山の店舗の場合、出店料は年間60万円から70万円ほどですが、メーカーからすると都内で販売の機会を得る対価としては比較的安価です。
一方お試し店側にとっては、複数のメーカーの商品を同時に扱うことができるため、利益が出やすい仕組みとなっています。
メーカーとしてはお試し店側のサイトや自社通販サイトでの売上収益を得ることができ、かつ、比較的安い出店料で首都圏での商品の認知度を高め、その後の販売に繋げる機会となります。

このように無料お試し店は利用者にはお得な体験を提供しつつ、出店メーカーには商品開発や販売支援に役立ち、無料お試し店には販売のノウハウがたまっていくという、まさに「三方良し」のメリットを備えたビジネスモデルと言えます。

「無料でお試し」店のビジネスモデル

後間
このような新しいタイプのお店が、社会の成長や海外への起点になることに期待したいですね。

さて、今回で最終回となる「くらしと経済」は歴代の野村證券那覇支店支店長と沖縄テレビのアナウンサーが32年に渡ってバトンを繋いできた番組でもあります。宮里さんは番組何代目の支店長でしたか?

宮里
私は12代目の支店長です。この32年間こうして番組を続けてこられたのも、県民のみなさまをはじめ多くの方の支えがあったからこそです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

宮里支店長1ショット

後間
私にとっても幼いころから当たり前のようにあった番組で、沖縄にいながら全国の経済情報を知ることができてとても視野が広がりました。最後に、くらしと経済ということで、沖縄経済の未来についてお話を聞かせてください。

宮里
私は沖縄経済の未来は明るいと思っています。インフレで物価は高騰していますが、同時に価値のあるものの価格もあがっていくという世の中になります。沖縄の歴史文化、海やサンゴ礁を含めた自然そのものが私は大きな価値だと思っています。改めて世界からここ沖縄が脚光を浴びる、そういう世の中が今そこに来ていると思います。改めて県民一丸となって沖縄の価値を高めていく、そのために私も一生懸命頑張っていきますので引き続きよろしくお願いいたします。

後間
宮里さんありがとうございました。そして皆さん、32年間本当に本当にありがとうございました。それではまた会う日まで!

後間アナと宮里支店長
くらしと経済最終回
32年間本当に本当にありがとうございました(スタッフ一同より)

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