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崎山 一葉

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FC琉球OKINAWA 県出身選手にフォーカス!【崎山一葉の”12”がつながるスタジアム】<FC琉球応援企画>

先日、練習見学のために八重瀬町スポーツ観光交流施設へお邪魔してきました。
今回注目するのは、地元の沖縄県出身の選手たちです。

2024シーズン3月現在のFC琉球OKINAWAには沖縄県出身選手が4人所属しています。

まずは大卒から2020年に加入したDF上原牧人選手。

おっとりとした印象の上原選手は、寒さに敏感なので寒さ対策を常にバッチリしているという、抜かりない性格の持ち主でした。

大卒から地元沖縄のプロリーグに加入できるようになったのは、ここ数年の話。まだそのようなレールが無かったころから上原選手は県勢としてFC琉球トップチームに加わっています。まさにロールモデルになっている選手と言えるでしょう。

ご本人曰く、2023シーズンと比べて強さ、スピードがアップしているそう。
最近の試合では得点に絡めるようになってるので毎試合、アシストや得点に名を連ねたいと、ポジティブな想いを語ってくれました。

そして、ユースから生え抜きの2022年の天皇杯でトップチームデビューを果たし、2024シーズンからはトップチームに昇格。
開幕戦にはスタメンに起用され初ゴールを決めるなど、期待に大きく応えた県勢の中でも注目の幸喜祐心選手。

開幕戦での華々しいプロ初ゴールで喜ぶ顔からは、初々しくも信じていたと言わんばかりの自信が垣間見えました。

私がこれまで数年間、試合後のインタビューをさせていただいてきた中で、ゴールシーンや周りの状況を覚えている選手は少ない印象がありました。今回、幸喜選手にも初ゴールシーンを覚えていますか?と尋ねてみました。

答えは、『ほぼ覚えていないです。が、ただただ嬉しかったことと、気がついたらベンチに喜びに走っていた』とのこと。

やっぱり。笑

しかし、それはガムシャラにボールを追いかけたからこそだと感じませんか?
ここから先、ゴールを生むシーンの記憶についての返答が変わっていくことも楽しみなので、ゴールする度に尋ねてみたいと思います。

ちなみに、その初ゴールを決めたあとは、幸喜選手のスマホに”おめでとう”の連絡が引っ切り無しだったそう。

応援してもらえる立場にいるからには、期待に応えていきたいと意気込みを語ってくれました。

FC琉球のユース等からトップへ駆け上がってきた選手としては、前回のコラムで紹介した津覇実樹選手や、高安孝幸選手の存在も。

高安選手もFC琉球U12の出身。
ツェーゲン金沢でJリーガーとしてデビューし2023年からFC琉球OKINAWAに加入。
彼らを観ていると、幼少期に積んだサッカーの経験を、プロ選手となったいま、地元に還元してくれるという大切さを感じます。

沖縄でもトレーニングする環境が整いはじめて、学びの質が上がっていることを体現してくれている県出身選手に、これからも注目していきたいと思います。

FC琉球OKINAWAホームページ
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