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木造住宅と新たな技術で快適な住まいづくり
需要高まる木造住宅
木のぬくもりや優しさを感じる木造住宅。
自然素材ならではの心地よさだけでなく木材は適度な湿度に保つ“調質作用”やコンクリートに比べて高い“断熱性”を兼ね備えています。
創業以来、木の良さを活かした木造住宅を提案しているのが住宅メーカー”イー・フレス”です。
昔の沖縄の風景といえば、赤瓦屋根の木造の家…
快適な住まいを実現するためイー・フレスが進めたのが、高温多湿な気候に適した木造住宅に新たな技術を組み合わせることでした。
宇宙空間でも採用されている「遮熱材」
イー・フレスの住宅の屋根部分に標準装備しているのは遮熱材「リフレクティックス」
厚さわずか8ミリ。宇宙空間でも採用されているそうです。
一般的に、断熱材は「熱伝導を遅らせる」のに対し遮熱材は「熱線を反射させる」もの。
その違いを知るため、実際に遮熱材と断熱材で覆った箱を用意しヒーターを当て実験してみることに。
どちらも21.9度からスタートし開始後すぐに温度が上がったのは遮熱材でした。
その後、30分間ヒーターを当て温度を比べてみると…断熱材で覆った箱の方がより中の温度が上がりました。
その差、約16度という結果に。
外からの熱の影響を軽減する遮熱材を屋根部分に標準装備して年中快適に過ごすことができれば省エネにつながります。
「木造は家ではない」理解されなかった木造住宅
台風にさらされる気候風土、鉄筋コンクリート住宅が普及した時代背景など、長い時間をかけて今の居住文化ができた沖縄で木造住宅の良さを広めるのは簡単ではなかったそうです。
イー・フレス 石松完治社長
「会社ができた約18年前は『木造は家ではない』という意見がほとんどでした。『木はいいよね。でも台風と白アリが大変』それがクリアできたから木造を勧めている」
ただ地道な企業努力を続けた結果、木造住宅の良さが徐々に広がり始めました。
2025年には法改正で省エネと構造面の適合基準が引き上げられる日本。
古きに学びつつ新しい技術を取り入れて、持続可能な住まいを実現することが求められています。
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