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「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」で楽しむ、爽やか後味の沖縄体験(那覇市)

琉球王朝独自の茶道、「ぶくぶく茶」をご存じですか?
ご覧のようにぶくぶくと立っている泡が特徴のお茶で、泡ごとすすってお茶を楽しむ、世界でも珍しい飲みものなんです。
今回は首里城や龍潭池からほど近い、「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」にて、食後のデザートにぜひおすすめしたいぶくぶく茶を体験してきました。
目次
“泡を食べる”貴重な体験ができる「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」

「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」は、沖縄の気候風土を感じられる「ぶくぶく茶」や沖縄スイーツを楽しめる、デザートや観光の一休みにおすすめの茶屋です。

「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」へ行くには、まず守礼門から下って車道に出る道を右へ。

すぐ三叉路に出るので、右へ。すぐ見える横断歩道で向こう側へ渡ります。

バス停の先の小道を入ると、

テラス席が目印の「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」が見えてきます。
カラフルな「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」の店内!好きなテーブルを選ぼう

「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」の店内に入ると、カラフルで個性豊かなインテリアが出迎えてくれます。
テーブルごとに違った装飾がなされているので、お気に入りのテーブルを選べます。

テラス席は、街なかにありながら涼しげな気持ちになれるよう工夫されているので、おすすめです。
ぶくぶく茶の泡を点ててみよう

写真の右側がぶくぶく茶のメニュー。たくさんのフレーバーから好みのものを選べます。
また、ぶくぶく茶は温かいものと冷たいものからも選べます。暑い夏や蒸し蒸しした日は冷たい方が好まれますが、そうでない日は香りがより引き立つ温かい方がおすすめとのことでした。
私は、スタンダードな「玄米さんぴん茶」の冷たい方を選びました。

ぶくぶく茶は写真のように、フルーツ盛り合わせや沖縄のお菓子「ちんびん」などがセットになっています。お食事のあと、何か沖縄らしいスイーツを食べたいというときにぴったりです。
提供される際は、お店の方が泡立ててくれたぶくぶく茶が出てきます。そのあと、自分でもぶくぶく茶作りを体験できるというわけですね。

ぶくぶく茶は、大きなお椀のなかに入ったお茶を専用の「茶せん」でかき混ぜて作ります。

コツは、ぎゅっと握らずに指先でふわっと持ち、あまり力を入れずに縦に回すこと。
茶せんは繊細なので、お椀に直接当てないようにします。
右半分、あるいは左半分のところで茶せんを回していくと、反対側に泡がたまっていきます。
ずっと回していると疲れてしまうので、体勢を変えたり、テーブルに腕をつけたりして回していきます。

10分ほどで、ここまで泡が立ちました。
少しおいておくと、泡が固くなっていきます。

そーっと泡を取り…

新しい泡を盛ることができました。
ぶくぶく茶は、セットのフルーツやちんびんを食べてから、泡と一緒にズズズと口のなかにすすっていきます。
玄米の香りがふわっと立って、さっぱりした後味。
食後のお茶に最適とのことですが、確かにそのとおりだと感じました。

お好みで付け合わせの「黒糖ピーナッツ」をパパっと振りかければ、味変も楽しめます。
ご覧のとおり、黒糖ピーナッツをかけると泡がつぶれるので、少しずつかけるのがおすすめ。
黒糖ピーナッツをかけると底に沈むので、お茶を飲み干すときにほんのり甘いフレーバーが口のなかに広がって、とても爽やかな後味になりました。
「氷ぜんざい」もおすすめ

「ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)」では、ほかにも沖縄らしいスイーツやドリンクを楽しめます。
暑い日に訪れた際には、かき氷と一緒に食べる沖縄特有の「氷ぜんざい」もおすすめです。

下にたくさんの小豆とお餅が入っているので、氷を崩しながら、南国らしい甘味を堪能してみてください。
Information

- ぶくぶく茶屋かりーさんふぁん(嘉例山房)
- 住所
- 〒903-0824
沖縄県那覇市首里池端町9 - 電話番号
- 098-885-5017
- 営業時間
- 11時〜19時
- 定休日
- 火曜日・水曜日
- 駐車場
- あり
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 不可
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