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植草 凜

植草 凜

Awich「グラミー賞を獲るつもりで生きていくこどもたちも増える。そういう未来…」HipHop Queen に独占インタビュー

HipHop Queen Awich!独占インタビュー

類まれなラップスキルと圧倒的なカリスマ性でヒップホップ界の女王として、今絶大な人気を集めているのが、県出身の女性ラッパー”Awich“(エーウィッチ)。スキルフルなラップと力強い歌詞で日本の音楽シーンを牽引しています。

HipHop Queen Awich!独占インタビュー

今回、3月に『HY SKY Fes 2024』に出演するため来沖したAwichさんにOTV植草凜アナウンサーが特別インタビュー。人々を惹きつけるラップに込められたもの。それはいくつもの壁を乗り越えてきた彼女の人生そのものでした。

ラッパーAwichの原点

ラッパーAwich 1986年 沖縄県那覇市出身。
2022年に日本武道館で単独公演に成功。2023年、Kアリーナ横浜でのライブでは1万8千人を動員。
さらにアジアツアーも成功させるなど、スターダムへと駆け上がる彼女につけられた異名は”HipHop Queen”。

HipHop Queen Awich!独占インタビュー
HipHop Queen Awich!独占インタビュー

植草凜アナウンサー
「Awichさんにとってヒップホップ・ラップはどんな表現方法ですか?」

Awich
「声なき者へ声を与えてくれるもの。テレビやメディアで黒人の生活や苦しみが反映されていなかった時に、ヒップホップの中で、自分たち境遇やストーリーを伝え合った。そこを伝えられるツールがヒップホップ、ラップだと思っています」

表現者としての原点は沖縄から日本の音楽シーンを席巻したアクターズスクール。

Awich
「アクターズスクール、Boom Boom(沖縄県内で放送していた番組)を見ていました。小学生当時は毎週土曜日は学校だったんですけど、絶対早く帰らないと。見られなかったら泣いてましたね。」

HipHop Queen Awich!独占インタビュー
※BOOM BOOM(1996年~2001年に沖縄テレビで放送された沖縄アクターズスクールの生徒に密着した番組)

「アクターズスクールはエンターテイナーとしての姿勢やストーリーを見せてくれるところでした。SPEEDもDA PUMPも。BB WAVESが頑張っているストーリーをBOOM BOOMは毎週見られる。それが好きでした。」
「ステージに立つ表現者としての事はとても勉強になったし、憧れを抱いていました。
ただ中学生になるにつれて、自分で曲を書くとか、メッセージを伝えるための何かをしないといけない気持ちが出てきました。クリエイティブにものを創り出すという気持ちを掴んでくれたのはヒップホップです」

14歳でマイクを握ったAwichさん。ヒップホップにのめり込んだAwichさんは高校卒業後、アメリカ留学を決意。アメリカでの経験がAwichさんを変えました。

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