やんばる食材や自家栽培の野菜をガレットで味わう「農家の台所楽家」（名護市）

フランス北西部ブルターニュ地方の郷土料理である「ガレット」が味わえる、名護市の「農家の台所楽家」。
美ら海水族館へ向かう途中で立ち寄れる立地は、観光前後の食事にぴったり。しかもペットを連れての入店も可能です！

フランスにルーツのある店主のこだわりが凝縮された、そば粉のクレープ「ガレット」をぜひご賞味ください。

愛犬も入店OK！愛犬家ご夫婦で支える「農家の台所楽家」

小さな店内には4人掛けのテーブル席が3つと、2つのカウンター席があります。木目調に統一されていて、天井から吊るされたドライフラワーやランプがとっても素敵！

そして「農家の台所楽家」は、ペットと一緒に入店ができます。テラスではなく店内で愛犬と過ごせるのは、雨が降る時期や紫外線が強い日に、とてもありがたい気遣いですよね。

愛犬と一緒にゆっくり過ごすなら、平日がおすすめ。つい長居してしまう居心地のよさなので、時間に余裕をもって行くとよいでしょう。

ランチは14種のガレットと11種のデザートを用意！

ランチタイムに食べられるメニューは、「ガレットランチ」とデザートのガレットまたはクレープです。
ガレットランチは、「コンプレット」「本日のガレット」「ランチコース」の3種から選べます。

「コンプレット」は、ハム・タマゴ・チーズのスタンダードなガレット。「本日のガレット」は、シェフがその日の気分で食材をチョイスする日替わりメニュー。そして「ランチコース」は、好きなガレットを選べてデザートまでつくお得なコースです。

「ランチコース」は、全14種類のおかず系ガレットのなかから好きなものをチョイスできます。特に、沖縄県北部の命豚（ヌチブタ）のソーセージを包んだ「アルマーニュ」は、お得感満載です！

命豚（ヌチブタ）のソーセージは、琉球イノシシと豚を掛け合わせた特別な食材である命豚（ヌチブタ）に、できる限り添加物の使用を抑え手間をかけて作られたもの。ふだんソーセージを食べたいけど避けている人に、ぜひ食べていただきたいメニューです。
基本メニューである「コンプレット」のハムも、命豚（ヌチブタ）です。

ほかにも、トマトとチーズ・アンチョビ・ハーブを包んだ「プロヴァンサル」も人気メニューのひとつ。
サッパリ系から濃厚系まで幅広くあるので、暑い日はサッパリ系を、寒い日は濃厚系をチョイスできるのがGOOD！季節によって食べるものを変えて楽しめます。

「ランチコース」についているデザートは、シンプルなバター＆シュガーを、クレープ生地かガレット生地のどちらかで楽しめます。チョコソースやシナモン・アイス・生クリームをトッピングできるので、自分好みにアレンジするのもよいでしょう。
スペシャルクレープを誰かとシェアするのもGOODです。

水出しアイスコーヒーやドリップコーヒー・カベルネの赤ぶどうドリンク・チアシードソーダなど、ドリンクも豊富！「農家の台所楽家」の前身である「1.5gakuya.ocean」で人気メニューだったスムージーも、オーダー可能です。たっぷりフルーツを使用したスムージーは、食欲がない日にぴったりです！

どれもこれも魅力的で迷いますが、まず最初はお得な「ランチコース」を頼むのがおすすめ。ガレットは見た目以上にお腹にたまるので、次回の目安になるでしょう。

「農家の台所楽家」のイチオシ「アルマーニュ」をチョイス！

今回は「ランチコース」で店主おすすめの「アルマーニュ」をチョイス。命豚（ヌチブタ）のソーセージとタマネギのシードル煮、チーズがたっぷり包まれた贅沢なメニューです。

上にのった野菜には、ガレットにあうように調味された自家製ドレッシングがかかっていて、お肉と野菜とガレットの風味を一緒に楽しめます。

厚くスライスされた命豚（ヌチブタ）のソーセージが、3本も入っています。お肉の食感がしっかりとあり、チーズとタマネギ、そしてそば粉の香ばしい風味ととてもあう！

沖縄県北部の国頭村で、アニマルウェルフェアに基づき放牧飼育された命豚（ヌチブタ）は、ホルモン剤や抗生物質を与えていない豚です。デリカテッセンや通販で人気の逸品を、ぜひお試しください！

「農家の台所楽家」で使われる野菜は、自家農園または近隣の農家で栽培されたものを中心に、メインの食材にあわせてチョイスされています。
自家製ドレッシングは、少し酸味のあるサッパリタイプ。チーズとソーセージとの相性抜群です。
ふわっと広がる生マッシュルームの風味と、ソーセージとチーズの濃厚な味わい、そして野菜のシャキシャキ食感がガレット生地とよくあいます。

食べ方は自由なので、最後の方は野菜も一緒にくるくる巻いて、一気に口に頬張るのもおすすめです！

ランチコースのデザート「バター＆シュガー」を食べ比べ

今回、特別にクレープ生地とガレット生地を食べ比べさせてもらいました！シンプルだからこそ味の違いがわかるかも？

シンプルにバターとシュガーで味つけされたクレープは、生地そのものが甘く、食感ももちもちしています。これはこれで、とってもおいしかったです。

クレープ生地とガレット生地の大きな違いは、生地の粘度にあります。
グルテンを含まないガレットは、クレープ生地と比べるとだいぶゆるめ。平らな焼き機に広げるのでさえ、素人にはできません！

高温でしっかりと焼きあげられることで、そばの香ばしさが引き立っています。

ガレットを食べてみると、クレープとは異なり、香ばしい風味に、しっかりと弾力のあるかみごたえを感じます。甘みよりもそばの苦みが強く、バターとシュガーでほのかに加わった甘みがベストマッチです。

さらにシナモンを振りかけると、風味がますますアップ！ふだんクレープ派の人も、この機会にぜひガレットをお試しください。

健康志向派に「農家の台所楽家」のガレットを激推ししたい

そば粉に含まれる「ルチン」は水溶性のため、茹でると流れてしまいます。そのため、ルチンを身体に取り込むには、焼いた方がよいそう。
タマゴやハム・チーズとの相性が抜群なので、ふだんの食生活からかけ離れず楽しめるのもGOODです。そば粉と水だけで作られた「農家の台所楽家」のガレット、ぜひ一度ご賞味ください。

なお、「農家の台所楽家」は夜になると、小鉢とお酒「屋部の小鉢酒場」に変身します！九州の焼酎を豊富に取り揃え、1品300円〜500円のおつまみがいっぱいあり、ちょっと飲みに立ち寄るのにぴったりです。
夜の部もチェックしてみてくださいね。

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