さっぱりした辛さとコシの強い麺がクセになる麻婆冷麺「盛岡冷麺・炭焼き ちるり」（那覇市）

アゲアゲめし、今回のテーマは「冷やし麺」。紹介するのは那覇市牧志のアーケード街にある盛岡冷麺&串焼きの「ちるり」。岩手県の郷土料理、盛岡冷麺を提供していて、岩手出身のオーナーが昼は冷麺店、夜は居酒屋として営業している。

爽やかな旨みと辛さ「麻辣冷麺」

爽やか！

すごくないですか？具材の高さ

麻辣冷麺（ランチ 1,050円／ディナー 1,100円・いずれも税込）

こちらが、「ちるり」で人気の「麻辣冷麺」。岩手県盛岡から取り寄せている麺を2分30秒ゆで、ゆで上がったら流水でしっかりと洗ってぬめりを取り、その後すぐに氷水で麺を締める。水気をしっかり切ったら器に盛り付け、キュウリ、トマト、牛の首肉を炒めた麻辣味のミンチなどをのせ、牛骨ベースのスープを注ぐ。自家製麻辣ダレを回しかけ、青ネギ、サンショウ、トウガラシなどをかけたら完成。

まずはスープから

お！やさしい
もっとバンって辛さがくると思った

うん、でも後から私にはきました、辛さが。ピリピリピリピリって

スープのダシは牛骨、アキレス腱、野菜を8時間煮込んで抽出。そのダシに甘みのあるかえしを合わせることで、あっさりとした旨味を感じるスープとなる。

辛さっていうのは何から来てるんですか？

冷麺に合うように油を少なめで麻辣ソースを作って、それを冷麺スープの中に入れて、麻辣冷麺として出してます

くどくない感じにしてるんですね

混ぜちゃおう

うーわ！すごい。麺がスゴい、しっかりしてる

麺のお味は？

すごい。もうシャッキシャキですね麺が。のどごしスゴい

うん！コシがしっかりあって

おいしい

麺が締まってるって感じもしますね

盛岡冷麺は小麦粉とデンプンでできていて、ツルッとした食感とコシの強さ、そしてのどごしがいいのが特徴。

具材と一緒に

爽やか！
で、サンショウがいいね。アクセント

いいですね、夏にぴったりですよ

ほんとほんと

口の中も爽やかになる

涼しくなるもん

開いてきてますよね、目とかもう(笑)

どんどん開いてくる。で、汗どんどんかいてくる

あははは(笑)

滋味あるスープに癒される「牛テールスープ温麺」

こんどは温かい方ですね

いいですね。牛テール

牛テールって

はい、牛の尻尾ですね

牛テールスープ温麺（ランチ 1,100円／ディナー 1,150円・いずれも税込）

まずはスープから

うまい！牛なのに馬（ウマ）！

ん？馬。そうだね、牛なのにね。あはは(笑)

スープは牛テールをベースに、牛骨、ニンニク、ショウガ、ローレルなどを8時間煮込み、塩、薄口しょうゆ、ナンプラーなどで味付けしている。

牛のコクというか旨味っていうのが、温かく食べるとさらに感じやすいっていうのもありますよね

感じる

僕的には“慈悲深い味”かなと思ってます

なるほどね！

慈悲深いスープはやさしい塩加減で、じっくりと煮込まれた牛テールの旨味を存分に堪能できる。麺はベトナム料理で使われるフォーのような平打ち麺。

麺をいただきます

うーん！めっちゃ旨い！

なんかちょっとモチモチッとした食感と、プルッとした食感もあって

おいしい

これってさっきの冷麺で食べた麺と同じですか？

同じなんですよ。デンプンが入ってるので温かいとプルプルした麺になります。こちらの麺はこんどは甘みがスープの方に溶け込んでくるんですね

麺からも出てくるんですか

はい

別売りのパクチーを入れると爽やかさが増すので、ぜひお試しを。今回紹介した冷麺と温麺は夜も提供していますが、1ドリンク1フード制となっていて、麺のみの注文はできないのでご注意を。

Information

盛岡冷麺・炭焼き ちるり

おいしい「旨辛麻辣冷麺」、ごちそうさまでした！

住所

〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-3-14

電話番号

098-943-2611

営業時間

ランチ 12時～15時（L.O.14時30分）

ディナー 18時～23時（L.O.22時）

※どちらもスープ・麺が無くなり次第早閉め

定休日

曜日・他不定休あり

駐車場

なし（近くにコインパーキングあり）

カード

不可

電子マネー

不可

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