エンタメ,スポーツ
キングス日本一奪回へ!名将が初めてタッグを組む!佐々AHC×桶谷大HC 〜豪華対談ロングインタビュー〜
目次
宜央には“軍師”になってほしい

Q.桶谷HCが佐々AHCに期待する役割は何ですか?
桶谷HC
「ずばり軍師です」
佐々AHC
「出た出た。笑 これがダシともう一つのやつなんですよ。 ラップしようとしてます?笑」
桶谷HC
「してない!笑」
佐々AHC
「完全にキングダムに乗っかろうとしていますよね。笑」
Q.軍師とは…?笑
桶谷HC
「チームに規律をもたらしてくれる人、そして今シーズンはチームが若くなるので若い選手を育てて欲しかった。スタッフも育ててほしかった。色々な役回りをやりながら全体をしっかり見て教えてくれる人は何かなと考えたら、アシスタントコーチではないし、やっぱり軍師なんですよ。笑 安永さん(GM)に宜央の役職の名前をどうするか聞かれた時に、「軍師でしょ」って言ったんですよ。却下されたんですけどね。笑」
佐々AHC
「昨季までは違うチームでやっていましたけど、桶谷ヘッドコーチとは交流があっていろいろと話していたんですよ。桶さんからこういう風に手伝ってもらいたいと言われて、今言った軍師じゃないですけどね。笑 仕事をしている人全員に共通すると思うんですが、必要とされることは幸せじゃないですか。必要とされたからこそ力になりたいという想いがありますね」
Q.桶谷さんはなぜ佐々さんに声をかけたんですか?
桶谷HC
「佐々さんが空いてて、取りに行かない人がいますかっていう話ですよ。諸葛亮公明が空いてて取りに行かない人いますか?笑」
佐々AHC
「出た出た。笑 なんで今日そういう話にいくの。笑」
桶谷HC
「諸葛亮公明が空いてますよってなったらどうします?っていう話ですよ。笑
行くでしょう!」
「よく電話を…」2人の出会いと意外な関係性
Q.もともとお二人はいつから接点があったんですか?
佐々AHC
「B級ライセンスの時ですよね。プロのコーチもB級ライセンスから取得しましょうとなって、その時にグループワークがあって、ムーさん(伊佐勉さん)と桶さんと、安斎竜三さん(現:越谷アルファ―ズHC)が偶然同じ班だったんですよ。そのグループでディベートをしたり、色々議論を交わしたりして、その時の縁が一つですよね。
その後も、お互いお酒が好きだから食事にも行っていましたね。僕がキングスでHCをしている時は、桶さんは大阪エヴェッサでHCをしていて、同じ西地区だったから試合の後食事に行ったり交流は多かったですね。あの時は1シーズン6回は戦いましたが他の44試合は他のチームとやるので、ああいうチームとはどう戦う?とか、バスケの話も結構するようになりましたね。」

桶谷HC
「意見交換はずっとしてるね。(佐々AHCは)代表活動もしてるから、代表のことは僕も興味があるし、あれどんな風に守ってるの?とかね」

桶谷HC
「あとね、負けた後はだいたい電話しているんですよ。笑
昨季のCSセミファイナル千葉戦の第1戦の敗戦後も電話しましたね。笑」

佐々AHC
「毎回とかではないですよ。タイミング的にちょうど僕も千葉に負けた後だったから。一発目負けちゃって、「宜央から見てどう思うの?」という感じの連絡がって」
桶谷HC
「基本ディフェンスの部分が多かったと思いますね。しかも記者会見に行く前に電話してるんですよ。笑」
佐々AHC
「何してんのと思いましたよ。笑」
桶谷HC
「1戦目負けてロッカールームに戻ってすぐに電話したね。笑」
佐々AHC
「俺はその試合を見るつもりもなかったんですよ。負けてもう関係ないですからね僕らは。ファイナルくらいは見に行こうかなと思っていましたけど。見ないでおこうかなと思ったら、自分の嫁が見ていて、嫁見てるんだったら俺も見るわと思って。それで見ちゃったから。笑 たまたまですよ。見るつもりなかったので。笑」

Q.奥さんが見ていなかったら見なかったんですね。笑
佐々AHC
「見てない見てない。笑 電話来ても「あ、頑張って下さい」くらいで終わってます。笑
逆にその試合を見てしまって、「え~」と思って。頼むよと思って。笑 具体的なことというよりは、メンタル的なやつですよね。そら落ち込むじゃないですか。ちょっと落ち込んでるなと思って。明日に向けてエンジンをかけないと思ったので。桶さんも「電話して元気出たわ」みたいな事良くありますよね。笑」
桶谷HC
「エネルギーを頂いています。笑」
佐々AHC
「あの時は言わなかったですけど、うらやましいわけですよ。僕もその立場になったら1試合目負けてきついとか思うけど、俺からしたら「1敗でしょ。まだできるんでしょ」ってね。俺らはもうできないし、あーだこーだも言えない。ストレスも感じられない。だから楽しんでほしいなと思った。そしたら思いきりやってましたね。笑」
あわせて読みたい記事