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長嶺 真輝

長嶺 真輝

「常に心身の準備ができている」B3から移籍の平良彰吾、琉球ゴールデンキングスが契約延長した“意味” 成長へ岸本隆一から助言も

琉球ゴールデンキングス_2024年11月
チームメイトに指示を送る平良彰吾=11月6日、沖縄アリーナ(長嶺真輝撮影)

プロバスケットボールBリーグ1部(B1)西地区の琉球ゴールデンキングスが12日、B3の横浜エクセレンスから期限付き移籍で加入していたPG平良彰吾について、移籍期間の延長を発表した。

開幕戦で全治2〜3カ月の怪我を負ったPG伊藤達哉の穴を埋めるため、当初は11月13日までの移籍だった平良。今回の発表で、新たな期間は2025年6月30日までとなった。

上位8チームによるトーナメントでシーズン王者を決める今季の「チャンピオンシップ(CS)」は2025年5月8日に開幕し、2戦先勝方式のファイナルは5月24〜27日に横浜アリーナで行われる予定だ。つまり、キングスが最長のシーズンを送ったとしても、今季が終了するまで契約が続く。

Bリーグで最も下のカテゴリーであるB3でプレーしていた選手が、いきなりB1の舞台にジャンプアップし、シーズンを通した契約を勝ち取るというのは、なんとも夢のある話である。しかも、移籍先は昨シーズンまで3年連続でファイナルに進出している強豪だ。

米NBAで活躍する八村塁や元キングスの牧隼利(大阪エヴェッサ)らと同級生で、世代別日本代表に選ばれた経歴はあるが、プロではほぼ無名に近く、キングスでのプレーがB1初挑戦だった平良。“シンデレラボーイ”となった要因は何だったのか。

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