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1月7日は沖縄では「ムーチーの日」旧暦行事として沖縄では何するの?ムーチーを食べる由来を解説
ムーチーの日のお供え物
<お供え物>
・ムーチー
・ヒラウコウ(12本+3本)
<手順>
ムーチーをヒヌカン、仏壇、床の間にお供えして、線香を立てて家族の健康祈願と一年の感謝をします。
※ムーチーの日は特に決まったグイス(拝み方)はありません。
我が家のムーチー

ムーチーを手作りするご家庭もあるようですが、我が家は、近所のご当地スーパーに行けばいろんなテイストのムーチーが購入できるので、好きな味のムーチーを購入して神仏にお供えし、家族の健康祈願をすることにしています。
というのも、家事育児、仕事に追われてじっくり「手作り」する時間がないというのが本音なので、簡略化を否めない気はします。
時間があればムーチーを親子で手作りをして、ムーチーの由来についてゆっくり話すのも、豊かな時間の使い方かも知れません。
<ムーチーのレシピ>
□材料
・もち米粉 1キロ
・黒砂糖あるいはザラメ・三温糖
・月桃(サンニン)の葉
□作り方
01.もち米粉と砂糖、水を適量加えて混ぜ合わせます。扱いやすくなったら、こねて粘りを出します。
02.よくこねて、耳たぶほどの硬さになったら、重ならないように縦に餅を並べて20分ほど蒸します。
03.蒸し器から蒸気があがったら、重ならないように縦に餅を並べて20分くらい蒸します。
04.蒸しあがったらすぐに新聞紙などに広げて、うちわなどであおいで水分を飛ばします。

それにしても白糖や黒糖、紅芋などで味・色をつけた色とりどりのムーチーは、とても柔らかくて、いくつでも際限なく食べられてしまうので、ウエイト・コントロールが困難な時期でもあります(笑)。
我が家で準備する以外にも子ども達が通う学童や地域の自治会から、手作りのムーチーを頂くこともあるので、沖縄中にムーチーがあふれかえる一日といっても過言じゃありません。
昨今の少子化で初ムーチーの内祝いを頂く機会は少なくなった気もしますが、仏壇やヒヌカンにお供えをして、家族全員の健康祈願をする大切な日であることは変わりません。
美味しいムーチーを食べて厳しい寒さを乗り越え、みんな健康で元気に過ごしたいですね。
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