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沖縄移住して5年。恩納村に住んだ海好きの30代独身女が移住して素直に感じること
目次:沖縄移住して5年。恩納村に住んだ海好きの30代独身女が移住して素直に感じること
■ 恩納村に住んで素直に感じること
■ なぜ恩納村へ移住したのか?
■ 恩納村で家探しのこと
■ 恩納村に実際住んでの住環境
■ 沖縄(恩納村)での服装は?
■ 沖縄移住して恩納村でのお食事は?
■ 恩納村での美容
■ 恩納村での病院・仕事場
■ 沖縄移住してマッチング?人も虫も?
■ 沖縄移住して災害・防災について
■ 恩納村での人間関係と伝統
■ 沖縄移住しての私生活と恩納村の環境
■ 「沖縄なんて住むもんか」と思っていたが・・・
>別記事:沖縄移住して16年「石垣島に移住した、ばー(私)のリアル離島移住ストーリー」(石垣市)
>その他の地域の「沖縄移住」記事
なぜ恩納村へ移住したのか?
私が恩納村に移住した理由は、ズバリ仕事のため。
IT企業からウェブメディアへ転職し1年ほど経ったころ、「沖縄の恩納村役場に、うちの会社から一人派遣するから行ってくれない?」と社長から言われました。なんでも、「地域おこし企業人(現在は地域活性化企業人)」という、三大都市圏の企業から地方自治体に最大3年間社員を派遣できる総務省の制度を使ってらしいです。
私は、「沖縄で何をするんですか?」
と話を聞くと、恩納村のSDGs推進プロジェクトの一部を現場で遂行してほしいとのこと。
恩納村には美しいサンゴ礁が広がる海があり、ダイビングやシュノーケリングが盛んな一方、人が入りすぎてサンゴが折られたり、餌付けによって生態系が変わったりと、環境にも負荷がかかっている。
そこで、村として持続可能な海の環境と観光も含めた村づくりを実現するために、SDGs推進計画を立てました。
私は担うのはその一環となる、サンゴを守るためのダイビング・シュノーケリングの国際基準「Green Fins」を、村の基準として導入するということでした。
※Green Fins(グリーン・フィンズ)は、国連環境計画(UNEP)とイギリスのReef-World財団が主導するサンゴ礁保全の取り組みとなります。
ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツにて、環境に配慮したガイドラインを作成し、そして普及させサンゴ礁へのダメージを減らすことを目的としています。

ocean+α(オーシャナ)では、営業やらライターやら編集やらと何でも屋として働いています。ダイビングにも海の環境問題にも普段から触れており、各地のダイビングショップの方々とやりとりさせていただくことも多い。まさに適任だったのでしょう。
正直な話をすると、沖縄へ特段良い印象を持っているわけでもなく、知らない土地で初めての仕事をすることに対して不安も大きかったので、沖縄移住する直前まで渋っていました。
転職も視野にいれ占いに頼ってみたところ、二人目の占い師に「沖縄に行くのが一番おもしろそうよ」とタロットカードをめくりながら言われたので、「まあ、それなら1年くらい行くかあ…」と最終的に沖縄行きを決心したのでした。
よくよく考えると、東京の会社に属しながら、沖縄に移住して勤務をするという、仕事探しの面では苦労しづらい、理想的な移住スタイルだったと思います。
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