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長嶺 真輝

長嶺 真輝

大きな“山場”へ向かう琉球ゴールデンキングス、公開練習を実施 チームDFで屈指の「好ガード」たちを抑えられるか

小野寺、天皇杯は「ファンの皆さんと決勝に行きたい」

大きな“山場”へ向かう琉球ゴールデンキングス、公開練習を実施 チームDFで屈指の「好ガード」たちを抑えられるか
最近の試合で調子を上げている荒川颯

強豪との対戦が目白押しの中、“一発勝負”である天皇杯準決勝は少し質が異なる一戦になる。負ければ終わり、勝てば3月15日の決勝に駒を進める。

キングスは昨年まで2年連続で決勝の舞台に立ったが、いずれも千葉ジェッツを相手に敗北。特に昨シーズンは69ー117で大敗するという屈辱を味わった。所属6シーズン目の小野寺にとっても、強く意識するタイトルだ。

「キングスはあと一歩というところでまだ取れていないですし、(天皇杯に対しては)かなり強い思いがあります。準決勝はホームコートアドバンテージというすごい大きな力があるので、そこで勝ち切って、ファンの皆さんと決勝に行きたいです」

3月7〜9日にはマカオでEASLのプレーオフ「ファイナル4」にも進出することが決まっているキングス。3月15日の天皇杯決勝に出場すれば、スケジュール的にはよりハードになるが、大事な試合で勝ちを重ねられれば、その後のBリーグの試合にも好影響が出るだろう。

小野寺も「(天皇杯を取れれば)チームとしても、個人としても自信は付くので、もっとチームの雰囲気が良くなっていくと思います」と見通す。

シーズンの山場を戦っていくにあたり、実に見どころの多いキングス。現状のチーム力はどうなのか、スケジュール感も含め、試合結果が今後の戦いにどう影響してくるのか。様々な要素を念頭に置きながら観戦すれば、より一層楽しめるはずだ。

琉球ゴールデンキングス開幕戦直前!

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