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OKITIVE編集部

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「むちゃむちゃ」「行ってこようねー」“沖縄あるある”!?ヒロインの鬼頭明里&主人公・大塚剛央 ”沖縄でのリアル” 『沖ツラ』インタビュー

目次:ヒロインの鬼頭明里&主人公・大塚剛央 ”沖縄でのリアル” 『沖ツラ』インタビュー
■ 鬼頭さんは初沖縄!早速“沖縄あるある”を体感
■ アフレコ現場は沖縄の空気感
■ 使いたいうちなーぐちは「むちゃむちゃ」(笑)
■ アフレコチェックは普段の3倍…
■ てーるーの「何て!?」は心からの声(笑)
■ 『沖ツラ』出演して感じたカルチャーギャップ

てーるーの「何て!?」は心からの声(笑)

「むちゃむちゃ」「行ってこようねー」“沖縄あるある”!?ヒロインの鬼頭明里&主人公・大塚剛央 ”沖縄でのリアル” 『沖ツラ』インタビュー

—大塚さんは、ひーなーのゴリゴリのうちなーぐちを初めて聞いた時、どう感じましたか?

大塚: 僕には絶対無理だなと思いました(笑)鬼頭さんがおっしゃったように、これに気を配りながらお芝居をしなくてはいけないというのは、本当に大変だと思います。そもそもひーなーのようなうちなーぐちをネイティブで話す人はなかなかいないそうで。現場にも沖縄出身の方がたくさんいらっしゃって、ひーなーの言ってることは何となく分かるけど、でも「喋ってくれと言われたら無理」とおっしゃっていました。それを鬼頭さんは完璧に演じてくださって、僕はそれをてーるーとして受けて「何て!?」と言いますが、あれは心の底からの声です(笑)率直にすごいな、天才だなと思いながら、鬼頭さんのうちなーぐちを聞いていました。

—てーるーは、タイプの違う2人のうちなーんちゅヒロインに対して「受け」役としてストーリーを担う立ち位置にいると思います。コメディ的な掛け合いも含めて、演じる上で心がけていたことはありますか?

大塚:てーるーが沖縄の文化に触れ、それをひーなー・かーなーをはじめとした周りのキャラクターが解説してくれたり、時にはシーサーや、ナレーションが絡んだりします。その上でどのように前振りを作り、どのように落とすのかというのは気をつけていたところですし、ディレクションもしていただきながら作っていきました。コメディ色が強いので、どのように言ったら面白いかや、てーるーだったらこう言うだろうな、というのは自分なりにもあるんです。ですがコメディとして考えた時に、そこから外れた方が面白いのではないかなど、度々考えながら作っていきました。また、受けるリアクションがなるべく一辺倒にならないよう、何かしらの変化も意識しながら、演じていましたね。

—声優として地方の言葉に向き合うということは、それぞれのキャリアを踏まえてどのような体験になっていますか。

大塚:僕は関西弁でドラマCDを収録したことがあります。演じるからには指導の方についていただいて、その地方の言葉を大事にしたいですし、作品の中で意味のあることでもあると思うので、妥協せずに作っていかなくてはならないと思っています。大変ですが、この言葉に音を強く乗せたらいいのかななど試行錯誤しながら挑戦してみると、同じ感情のお芝居をしていても今までとは違った感覚になることもありました。今後どう生かせるかは分かりませんが、面白いな、勉強になるなと思いながら臨んでいました。

鬼頭:私は愛知出身なので、名古屋弁のお芝居はしたことはあったんですけど。まさか全然違う地方の方言を任せていただけるとは思ってなかったので、それはやっぱり声優ならではというか、この仕事してなかったら絶対うちなーぐちをこんなにガッツリ喋るなんてことはなかったろうなって思います。しかも沖縄出身じゃない私に任せていただけるっていうのは本当にありがたいことだなって思うし、すごく貴重な経験をさせてもらってるなって感じてますね。

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