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「沖縄から日本の未来を」”ジャングリアの観光革命” ブランド力の差、観光人材育成、課題解決しともに歩む街づくり…加藤健史氏”6つの取り組み”
取組み03.高度観光人材育成構造の立ち上げ
観光業で働きたいと思う人は沖縄県のなかで17%ほどと、観光立県である沖縄において、将来の観光を担う人材がどんどん不足しています。コロナにより、観光産業におけるブランドイメージがかなり低下している側面があります。
ブランドのイメージを改善しなければ、観光業で働きたい人が増えていかないので、本事業としてチャレンジしていきます。
そこで産学官の連携を持ち、高度観光人材育成構造を立ち上げました。学生に観光の学びの場、そして実践の場としてジャングリアを提供するとともに、教育機関が大きなインターンシップのプログラムを準備中です。そして、国や自治体には、学生があんしん・あんぜんに生活し、プログラムに参加できるような環境整備を相談しています。
4か月から6か月の長期インターンシップを予定しており、学生はジャングリアだけでなく、さまざまなタイプの宿泊施設や集客施設でいろいろな体験をします。そしてどんな観光の方向性に自分の強みがあるかを理解するとともに、実践経験を積んで自身の価値を引き上げて世に羽ばたいていく仕組みづくりをしていきます。
また、インターンシップを受けようとすると単独ではなかなか難しいため、チーム結束して受入態勢の整備と、それぞれの事業者にあわせた学びの場所を協力しながら進めていきます。
これに賛同いただき、まずは名桜大学と包括連携協定を結びました。また沖縄県外の大学では、立命館アジア太平洋大学と連携協定を結びながら準備を進めています。そして、2025年の初年度の秋ごろに受け入れをスタートする予定です。
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