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長嶺 真輝

長嶺 真輝

目指すは「ミスターキングス」クラブ初“U22契約”!琉球ゴールデンキングスU18・佐取龍之介に与那嶺翼HC「190cmのPGに…」

キングスPG陣から学び、目指すは「ミスターキングス」

「190cmのPGに…」琉球ゴールデンキングスU18・佐取龍之介を変えた与那嶺翼HCの一言競 技歴6年弱でクラブ初の“U22契約”勝ち取る
恩師の与那嶺HC(右)と肩を組み、笑みを浮かべる佐取

ベンチで戦況を見詰めている時は、横に座ることが多い#8植松義也らから戦術の解説や助言を受けることが多いという。試合後には与那嶺HCと話し合いながら場面ごとの状況判断を考え、成長の肥やしにする。

「190cmのPG」になるべく、#14岸本隆一、#3伊藤達哉、#47平良彰吾ら個性にあふれたPG陣からの学びにも貪欲だ。

「隆一さんのように、流れが悪い時に試合を変えるゲームメイクはもっと学びたいです。達哉さんもスピードを生かしてプッシュすることもあれば、ゆっくり攻めることもあって本当にゲームメイクが上手い。彰吾さんのエナジーもすごく大事だと感じます。キングスのPG陣のプレーはとても参考にしています」

佐取は3月31日までユース育成特別枠として、その後の6月30日までは練習生としてトップチームの活動に参加し、来シーズンからU22枠のプロ選手としてローテーション入りを目指す。バスケを始めてから、まだ6年弱。与那嶺HCの言葉を借りれば「まだまだ天井が見えない選手」だ。

目指すべきプレーヤー像を明確に描き、日々のトレーニングを前向きに取り組んだことで、確かな成長を実感した佐取。この成功体験を得たからこそ、まだまだ自分は伸びるという自信がある。最後に今後の展望を聞くと、胸を張って言った。

「高校でキングスU18に所属し、自分的にも急成長を感じることができました。僕はキングスに育てられたようなものです。U22枠でプロキャリアをスタートさせ、もっと成長し、将来は『ミスターキングス』と呼ばれるような選手になりたいです」

琉球ゴールデンキングス開幕戦直前!

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