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長嶺 真輝

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「海を越えた天皇杯。」“small island”沖縄のキングスが初優勝した意味…清水由規・元日本代表HCや福岡第一高の井手口孝監督も祝福

日本バスケを変える“旗振り役”として…

「海を越えた天皇杯。」“small island”沖縄のキングスが初優勝した意味…清水由規・元日本代表HCや福岡第一高の井手口孝監督も祝福
天皇杯で優勝した意義を語る桶谷大HC

NBLとbjリーグが統合し、2016年にBリーグが誕生してから9年。開幕時から関東圏のチームが常に頂点に立っていたが、2022-23シーズンにキングスが西地区のチームとして初めて優勝を達成し、昨シーズンも西地区の広島ドラゴンフライズが戴冠した。

そして悠久の歴史を誇る天皇杯においても、今回初めて沖縄のチームが優勝を果たした。九州地区全体としても、初の快挙だと見られる。

17日の優勝会見において、桶谷HCは「歴史的なことを達成できたと思っています」と胸を張った。実感を深めた理由の一つとして、二人のレジェンドコーチから祝福メッセージがあったことを明かした。一人目は選手、コーチとして松下電器(のちのパナソニック)を幾度も天皇杯優勝に導き、日本代表男子のヘッドコーチも歴任した清水良規氏である。

「天皇杯に出場された先輩のコーチたちからも祝福のメッセージを頂き、清水コーチから『本当におめでとう』と言っていただきました。天皇杯はなかなか関東以外に行かなかったのですが、(大阪を本拠地としていた)パナソニックが西に持ってきた。清水さんは『お前がやっとそれ以西の地域に持って行った。これは歴史的なことなんだよ』と教えてくれました」

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