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「沖縄のために勝ち取りたい」CSの鍵を握るアレックス・カーク…クーリーとの“ツインタワー”に手応え。琉球ゴールデンキングス
平均リバウンド数で「1位vs3位」の島根戦

RSにおける島根との直接対決の結果は1勝3敗。キングスにとっては初戦から難敵との対戦となる。
勝負の最大のポイントはリバウンドだ。キングスは身長211cmのカーク、島根は203cmのエヴァンス・ルークと、双方とも日本代表歴のある帰化選手が所属しており、高さとフィジカルを強みとしている。
平均リバウンド数はキングスが43.4本でリーグ1位、島根が40.0本で3位。オフェンスリバウンド後の得点を示す「セカンドチャンスポイント」はキングスが16.9点でトップ、島根が13.2点で4位につける。RSの直接対決4試合はいずれもリバウンド数で上回ったチームが勝利した。
カークも空中戦の重要度は強く自覚している。
「島根とのシリーズは、どちらがより多くリバウンドを取れるかが大きな鍵になると思っています。自分のサイズを生かしてオフェンスにいい影響を与え、リバウンドにも貢献したい。守備ではできる限りヘルプディフェンスすることを心掛け、相手に混乱を引き起こしたいです」
直接対決の最後の一戦となった4月27日の試合は、前日に足首を痛めて欠場したが、その後の最終節ではいつも通りコートを駆けた。「幸いなことに症状はひどくありませんでした。スタッフの素晴らしいサポートもあり、とても調子が良いです」と笑みを浮かべた。
島根はスタートから3BIGでキングスのインサイド陣に対抗することが予想され、カークも先発で出場する可能性が高い。ただ、本人はベンチスタートも含め、いつでもコートに立つ心構えはできているという。
「(キングスが)3BIGでのスタートになるかは分かりませんが、チームが勝つために自分にできることを考えるだけです。ベンチから出ても、準備はできています。エヴァンス選手といい戦いができることを願っています」
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