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與古田 すみれ

與古田 すみれ

“早寝早起き”で得られるのは、三文どころじゃない!親子の朝が変わる習慣

目次:親子の朝が変わる習慣
・朝がつらい…は、もう卒業しよう
・早寝早起きで変わる!親子の朝時間のメリット
・今夜から始める!早寝早起き習慣づくりのステップ
・よくある質問(Q&A)
・三文どころじゃない“暮らしのゆとり”を
・他の乳幼児睡眠コンサルタント記事を読む

今夜から始める!早寝早起き習慣づくりのステップ

子ど

1. 寝る時間より“起きる時間”を固定する
リズムを作るうえで最初にやるべきは「起きる時間の固定」です。睡眠は“体内時計”と密接に関わっており、 朝同じ時間に光を浴びて活動することで、夜の眠気も自然と訪れるようになります。
体内時計のリセットには、朝の太陽光が特に効果的とされており、 朝の光を浴びることで睡眠ホルモン・メラトニンの分泌が抑制され、活動的な1日が始まる準備が整います(出典:国立精神・神経医療研究センター「体内時計の調整」)。
2. 寝る前1時間は「光」と「刺激」を避ける
ブルーライト(スマホ・テレビ)や興奮する遊びはNG。代わりに、絵本の読み聞かせや抱っこなど、心拍数が落ち着く“ゆったりタイム”を習慣化しましょう。
ハーバード大学医学部の研究によると、ブルーライトはメラトニンの分泌を強く抑制し、睡眠の質を下げることが分かっています(出典:Harvard Health Publishing)。
3. 家族みんなで「夜モード」になる
子どもだけ寝かせても、家が明るかったりテレビの音が聞こえると眠れません。リビングの照明を落とす、テレビやスマホの音量を下げる、家族全員がリラックスできる環境に整えるなど、家庭全体で“おやすみモード”にするのが理想です。我が家では眠る前の査定2時間前から、リビングの照明を半分程度に落として過ごしています。特に、寝室と生活空間が近い家庭では、音や光の刺激を極力減らす工夫が効果的です。
4. 昼寝の時間と長さを見直す
3歳以降で昼寝が長すぎると、夜の入眠に悪影響を与えることがあります。多くの保育園・幼稚園では、昼寝は午後の早い時間帯に設定されており、夕方以降に園で寝ることはほとんどありません。 しかし、家庭に帰ってからの車中での居眠りや、夕食前の「うたた寝」が知らず知らずのうちに夜の寝つきを妨げているケースがあります。午後3時以降はできるだけ活動的に過ごし、眠気を誘うような状況を避けることがポイントです。

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