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那覇で朝7時から本格沖縄そば!「オキナワソバヤ ススル」で味わうこだわりの一杯(那覇市)

沖縄の玄関口、那覇市で「朝からおいしい沖縄そばが食べたい!」と思ったら、迷わず足を運んでいただきたいのが「オキナワソバヤ ススル」です。
国際通りからほど近い松尾の裏路地に佇むこの店には、観光客から地元のビジネスパーソンまで、多くの人々がその一杯を求めて訪れます。
今回は、沖縄そば好きを唸らせる「オキナワソバヤ ススル(以下、ススル)」の魅力をお伝えします。ぜひチェックしてみてください。
※掲載情報は取材時(記事掲載時)の情報となります。各スポットの最新情報は公式サイト・SNSなどをご覧ください。
「朝そば食べたい」に応える店!国際通りから徒歩圏内のオキナワソバヤ ススルとは?

ススルは、ゆいレール県庁前駅から徒歩8分ほどという便利な場所に位置しています。国際通りからもほど近く、観光やショッピングの合間に気軽に立ち寄ることができます。
お店が国際通りの喧騒から少し離れた場所にあり、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるのも魅力。朝早くから営業しているため、那覇に到着してすぐに沖縄そばを味わいたいときや、一日の観光をはじめる前に腹ごしらえをしたいときにもぴったりです。

ススルの店内は、モルタルと木目を基調とした温かみのある内装が特徴です。シンプルながらも清潔感が保たれており、どこか懐かしさを感じるような、アットホームな雰囲気が漂います。
また、店内は明るい光が差し込む設計になっており、朝から活力をチャージできるような開放感も感じられます。清掃が行き届いているため、あんしんして食事を楽しめるのもうれしいポイントです。



カウンター席は一人でも気軽に利用しやすく、お店のにぎわいを楽しみながらゆっくり食事が楽しめます。
また、厨房がオープンになっているので、席から沖縄そばを作っているところを見られるのもうれしいポイント! 沖縄そばが運ばれてくるまでの間、どこか期待感が高まるようなライブ感が味わえます。
ススルは予約を受け付けておらず、来た順での案内になります。
ただ、なるべくお客さまをお待たせしないよう、店内は広いスペースを確保しているとのことです。
それでも、日によっては待つこともあると思うので、朝を狙って早めに来店してみてはいかがでしょうか?
ススルの魅力を凝縮!看板メニューは「ススルそば」

ススルのメニューの核となるのが、店名を冠した「ススルそば」です。
これは、沖縄そばの王道を極めつつ、お店のこだわりとホスピタリティが凝縮された、贅沢なオールインワンの一杯といえるでしょう。
ススルそばのほかにも、お客さまの好みに合わせて選べる幅広い選択肢が用意されています。
たとえば、飾りすぎず沖縄そば本来の味を追求した「沖縄そば」は、シンプルだからこそ素材のよさが際立ちます。
軟骨ソーキを心ゆくまで味わいたいなら「軟骨ソーキそば」、ゆし豆腐のやさしい味わいを楽しみたいなら「ゆし豆腐そば」と、それぞれの具材の魅力を引き出した珠玉の一杯が選べます。

麺とスープの純粋なおいしさを楽しめる「素そば」も用意されており、ダシの奥深さをじっくりと堪能できます。

なお、ススルにはお得に食べられる「シェアセットプラン」もあります。
「ススルそば」と「すそば」をそれぞれ一人前ずつに、「ジューシー」もしくは「ぼろぼろジューシー」と、もずくが2つ、じーまーみー豆腐が2つつきます。
シェアセットプランを注文した場合、すそばはお肉系の具材がのっていないので、ススルそばから具材をシェアしましょう。
そばもジューシーも絶品!ススルこだわりの逸品たち

ススルのメニューのなかから、今回はススルそばと軟骨ソーキそばを注文しました!
ススルのイチオシはこれ!看板メニュー「ススルそば」

ススルそばは、はじめて訪れるならぜひ味わってほしいお店のこだわりが詰まった贅沢な一杯です。この一杯には、沖縄そばの人気の具材が勢揃いしています。

ススルのそばダシは、豚骨ベースです。
コクがありながらもどこか懐かしく、透きとおるようなやさしい味わいが魅力。具材から染み出す旨味と相まって、朝からでもするすると飲める、体に染みわたる滋味深さが感じられます。

沖縄のソウルフード「ゆし豆腐」がたっぷりと加えられ、やさしい口あたりと大豆本来の甘みが、全体にまろやかさを加えます。

塩でていねいに味付けされた三枚肉は、脂と赤身のバランスが絶妙。食べ応えがありながらも、しつこさを感じさせない上品な味わいです。

じっくりと時間をかけて煮込まれた軟骨ソーキは、箸で軽く触れるだけでほろりと崩れるほど柔らか。こちらも醤油は使用せず、塩で味つけされています。
一口頬張ると口のなかでとろけて、凝縮された豚肉の旨味がじゅわっと広がります。

味のアクセントと見た目の彩りを添えるたまごもポイントです。
そばダシが染み込んでいるからか、やわらかでチーズのようなクリーミーな舌触りがしておいしいですよ。

スープによく絡む、つるりとした喉ごしの麺は、味がしっかりしておりコシがあります。弾力があるため、最後までおいしく「ススル」ことができます。
ちなみに、お店の方曰く、麺がスープを吸ってしまう前に食べるのがおすすめとのことです!
ススルそばは、まさに沖縄そばの「いいとこどり」。さまざまな食感と味が一つになり、一口ごとに異なる発見と満足感を与えてくれます。
マイルドでお肉のよさをダイレクトに味わえる「軟骨ソーキそば」

軟骨ソーキそばは、ススルそばよりも味わいがマイルドに感じました。

軟骨ソーキはお肉本来の甘さが感じられ、くどくなく、さっぱりと食べられます。ほろほろとお箸で崩れるので、視覚からもおいしさを楽しめますよ。
お肉の部分だけでなく、とろとろの透明な軟骨もおいしくいただきました!

味変でコーレーグースをIN!
唐辛子を抜いているため、辛さは控えめです。喉にくる感じがないので、辛いものが苦手な方でも挑戦しやすいと思います。
2種類のジューシーはしいたけのダシが効いていておいしい!

ススルでは通常のじゅーしぃのほかに、やわらかく煮込んだ「ぼろぼろじゅーしぃ」も提供しています。単品でも注文できますが、ススルそば、軟骨ソーキ、沖縄そばには、サービスとして無料でジューシーがついていますよ。
通常のじゅーしぃは適度に油分があり、お肉の味わいをしっかり感じられます。
ぼろぼろじゅーしぃは、しいたけのダシの香りがふわっと香るやさしい味わいです。朝はもっとしいたけの香りがするそうで、長時間置くと味が変わってしまうのだとか。ぼろぼろじゅーしぃを食べるなら、朝の時間帯がおすすめです。
なお、朝の時間は沖縄そばと一緒にじゅーしぃがお得に楽しめるモーニングセットが提供されています。
沖縄そばのおいしさを伝えてくれるかけがえのないお店

ススルのメニューは、単なる食事ではなく、沖縄の食の豊かさ、そして店主の温かい想いが詰まった「体験」です。
沖縄そばのおいしさを伝えるためにこだわっているお店は多いですが、お店の方は「そのなかの一店舗でありたい」「沖縄そばはソウルフードだから沖縄に来たら食べないと、とたくさんの方に思ってほしい」とおっしゃっていました。
ススルは味だけでなく、真心から沖縄そばのよさが伝わるかけがえのないお店といえるでしょう。国際通りやその周辺へお越しの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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