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「沖縄の地でプロに…」桶谷大HC注目の15歳 宮里俊佑が琉球ゴールデンキングスU18で描く未来。白谷ら“強烈な同期”から刺激も
「マンダラチャート」でいい習慣づくり

キングスU15を率いる末広朋也ヘッドコーチは日々の生活を整えることや、人間性の向上も重視する。選手としての成長を早め、チームメイトからの信頼を得る上でも重要なことだ。
それを理解している宮里も、中学2年の時に目標達成シートを作成した。プロ野球大リーグで活躍する大谷翔平が学生時代に活用したことで知られる「マンダラチャート」である。
最大の目標を示す中央のマスには「NBAプレーヤー」と記した。周辺に目標達成に必要な要素を書き、さらにその周辺には、一つひとつの要素を満たすために日々行うべきこと、意識すべきことを記入した。ゴミを拾う、困ってる人がいれば自分が率先してやる…。バスケットボールの技術面だけでなく、身に付けるべき日々の習慣も書き、人間力を磨いた。
「正直、少しくらい手を抜いてもいいかなと思う時はあります。でも、日々やるべきことをコツコツと積み上げる人を神様は見ていると思って、いい習慣づくりに取り組んでいます」と言う。
インタビューの受け答えも中学生になりたての頃から一変し、今では相手の目を真っ直ぐ見て、はっきりと自分の言葉で喋る姿が印象的だ。まだ15歳とは思えないほどのコミュニケーション能力の高さは、自らの意志で克己心を養った結果なのだろう。
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