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“賞味期限10分”のこだわりの生パスタと自家製タコスに大満足「パスタコ」(那覇空港グルメ)

那覇空港国際線ターミナル4F、サウスフードコートエリアにある「PasTaco(パスタコ)」は、ソースにもパスタにも専門店ならではのこだわりを活かした満足度の高いボロネーゼが味わえる。さらに、トルティーヤ、タコミート、そしてサルサソースも自家製のタコスも絶品。それぞれのメニューのこだわりと特徴を見てみよう。
目次
噛みしめるほどに感じる旨み…肉の存在感抜群のボロネーゼ

パスタコはボロネーゼ専門メーカー「BIGOLI」の沖縄で唯一のメニューライセンス店となっており、いわゆる「ミートソース」とボロネーゼの明確な違いを定義しながら、独自性を際立たせている。その違いはズバリ、肉とトマトの比率。
ミートソースは肉に対してトマトの量が多いのに対し、ボロネーゼではそのバランスが逆で、肉の旨みをしっかりと堪能できる上にワインも効いており、じんわりとした深みも感じることができる。

さらに、ソースに使用されている合い挽き肉はゴロゴロとした粗挽きになっており、パスタと一緒に口に入れて噛みしめれば、その存在をしっかりと感じられる食感だ。
仕上げにパスタの上に真っ白な雪のように降りかかるチーズは、ほど良いコクと旨みのグラナ・パダーノ。濃厚なボロネーズソースに絡めれば、クリーミィさが加わってまろやかな食べ心地になるだろう。

現在、パスタコでは5種類のパスタ料理を提供しており、その中でもトマト(M玉サイズ)2個分を使用して作った濃厚なペーストで仕上げた「トマトMAX」が人気メニュー。肉の旨みがほとばしるボロネーゼにトマトの凝縮された甘みとフルーティさをプラスすることで、さらなる奥行きと満足感を備えている。
味変用のガッツリとニンニクが効いた自家製ガーリックオイルとの相性も抜群で、これをかければ食欲が爆発するのは間違いない。

また、那覇空港店では限定メニューとして店舗オリジナルのジェノベーゼパスタもメニューに並んでいるので、こちらも要チェックだ。
もっちもち食感がソースに負けない生パスタ「ビゴリ」

パスタコの生パスタへのこだわりも見逃してはいけない。太めの生パスタ「ビゴリ」は、コシともちもち感を同時に味わえる噛み応えで、濃厚なボロネーゼソースをしっかりとまといながら、それでいてきちんと麺自体の存在感も主張してくる。
この生パスタは時間の経過とともに硬くなってしまうことに加えて、食品添加物を使っていないこともあり、その風味を最大限に味わえる時間は短い。それゆえ、パスタコのボロネーゼパスタは美味しく食べるために「賞味期限10分」を大きく打ち出している。オーダーして手元にパスタがくれば、何はなくともすぐさまフォークを握りしめて口へと運ぶ。それが作法だ。
“沖縄スタイル”のタコスも全てパスタコ自家製でリピーター多し

パスタコの「タコ」の部分を担うタコスも、もちろん全て自家製。
牛と豚の合挽肉を使ったタコミートは8種類のスパイスを独自にブレンドしており、しっかりと味がついて食べ応えのあるトルティーヤも、フレッシュな酸味が特徴的なサルサソースも、店舗で製造することで新鮮な味わいを作り上げている。

タコスはトルティーヤを揚げてU字型に成形し、タコミートとレタス・トマトをのせる。味付きでもっちりとしたトルティーヤに、インパクトのあるスパイシーなタコミートの組み合わせはスタンダードな“沖縄スタイル”のタコスと言っていいだろう。
自家製にこだわって作るタコスには多くのリピーターがついていて、搭乗前にお土産としてテイクアウトで購入していく人も多いそうだ。

【アクセス】
店舗の場所は那覇空港国際線エリアの4階、サウスフードコート付近。滑走路を望む大きなガラス窓の前にある吹き抜けを正面に見て、左側にある。

昼前後はフードコートの席が埋まることも多々あるので、時間に余裕を持つか、あるいはタイミングを見計らって訪れることをオススメする。
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