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植草 凜

植草 凜

「沖縄にプロバスケを」20年前に踏み出した一歩~安永淳一GMに聞くキングスのこれまでとこれから~

「沖縄から狼煙を上げる」NBAの経験を経て決断

Q.沖縄バスケットボール株式会社が創立20周年イヤーに突入しました。 安永GMは当時どういう想いを持って沖縄に来られましたか?

「当時アメリカで16年間暮らしていて、そのうちの12年間はNBAのチームでフロントスタッフとして働いていました。そして2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが
目の前で起きたんです。つらい想いや、なんでここにいるんだろうと不安に襲われました。当時家族は地元の京都に居たので日本に帰った方が良いんじゃないかなと思っていた矢先、沖縄に新しいチームができるということを聞きました」

「立ち上げようと活動されていた木村達郎さん(前・社長)はアメリカに居た時からの知り合いで、色々と話を聞いているうちに沖縄ってすごく楽しそうだなと思って。当時感じたのは、沖縄の人たちは沖縄を大切にしようとしているなという所です。高校・大学と勉強していつかは沖縄のために働きたい、恩返ししたいという気持ち、地元に対する想いがすごい強いなと感じたんです。同時にその気持ちは日本人が忘れているところじゃないかなとも思って。日本の中心、東京からは遠いし小さいですけど、狼煙を上げるなら一番遠いところから上げたほうがインパクトがあるのではと思って、彼らの意気込みに賛同して引っ越してきました」

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