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植草 凜

植草 凜

「沖縄にプロバスケを」20年前に踏み出した一歩~安永淳一GMに聞くキングスのこれまでとこれから~

「常に一番前を歩きたい」ファンの熱量が力に

Q.当時沖縄はプロスポーツの土壌がありませんでしたが不安な部分はありましたか?

「不安はもちろんありましたが行きつく先は絶対にNBAだと今も思っていますし、まだまだそこには届いてはいないですがいつかは届くだろうと思いながら、とにかくがむしゃらにやってきました。まずは僕たちが見てもらうレベルにならないといけない、応援して下さる方を増やさなくてはいけないという想いで走ってきました」

「沖縄にプロバスケを」20年前に踏み出した一歩~安永淳一GMに聞くキングスのこれまでとこれから~

Q.どういうアプローチがキングス成長の要因だと振り返られますか?

「僕らは常に一番前を歩きたい。それをずっと20年間やっていたつもりです。
競技力は最初の10年間はもうひとつのリーグが圧倒的に上で、僕らが勝てるレベルではありませんでした。しかし、見て楽しい、感動するというところに関しては僕たちのほうが一つ前を行っているとずっと思っていましたね。bjリーグ1年目は最下位で始まりましたけど、2年目で優勝できて、そこからキングスのファンが沖縄の中でどんどん増え続けてきて、このファンの熱量は日本全国どこに行っても誇れるものだと思いますし、ファンが増えてきたということこそが僕たちが間違っていないと常に自分を信じられる力にもなりました。ファンの人たちをどれだけ驚かせられるかという事を一番に、そして楽しんでやっているつもりです。「キングスってこんなことするんだ」と思ってもらえるようなことを常に仕掛けているのがキングスだと思います。どこまで行っても満足はなくて、常にもっと良くなりたいと望み続けていることがキングスらしさでもありますね」

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