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神さまが降りてくる神聖な場所。沖縄の世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」聖地の巡り方(南城市)

沖縄を代表する聖地「斎場御嶽」

数々の歴史・文化が息づく南城市。ここには、古代から人々が命を育みつなげてきた太古の森「ガンガラーの谷」を含む、さまざまな文化的な遺産があります。

今回私が訪れたのは、世界文化遺産に登録されている「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。格式の高い聖地であり、何かを願う場所というよりは「平和で穏やかな日々を過ごせていることを神さまに感謝する場所」です。

この記事では、斎場御嶽がどのような場所なのかを含め、ガイドさんと巡るツアーの様子をご紹介します。あわせて、斎場御嶽へ行く際にぜひ立ち寄ってほしい、おすすめのグルメスポットもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

※掲載情報は取材時(記事掲載時)の情報となります。各スポットの最新情報は公式サイト・SNSなどをご覧ください。

目次:神さまが降りてくる神聖な場所。沖縄の世界遺産「斎場御嶽」
・斎場御嶽はどんなところ?
・斎場御嶽へ入る前に知っておきたいこと
・斎場御嶽へのアクセス
・斎場御嶽を訪れる前に知っておきたい、4つのキーワード
・斎場御嶽の入り口「御門口(ウジョウグチ)」
・聞得大君の就任式が行われた「大庫埋(ウフグーイ)」
・たくさんの幸せが集まる場所「寄満(ユインチ)」
・水位で吉凶を占う「シキヨダユルアマガヌビーの壺・アマダユルアシカヌビーの壺」
・神さまが降りてくる神聖な場所「三庫埋(サングーイ)」
・三庫埋の上にある、神さまが宿る稀な場所「チョウノハナ」
・斎場御嶽から望むことができる神の島「久高島」
・斎場御嶽へ行くならここもマスト!おすすめのグルメスポット
・琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」で神さまに感謝を捧げよう

斎場御嶽(せーふぁうたき)はどんなところ?

そもそも御嶽(うたき)とは、奄美諸島から宮古・八重山に至る南西諸島に点在している「聖地」のこと。このうち、斎場御嶽は琉球王国最高の聖地です。

斎場御嶽のなかには6つのイビ(神域)があります。琉球国王はこの6カ所を参拝しながら、国家繁栄・安寧、五穀豊穣、航海安全などを神に祈願していました。
また、琉球の最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)の就任儀礼「お新下り(おあらおり)」の主会場でもあった斎場御嶽。お新下りは国の最高神職に就任する重要な儀式です。その祭祀場であったことが、斎場御嶽の重要性を表しています。

沖縄には、琉球の創世神 アマミキヨが住みついたと伝えられる聖地を巡拝する「東御廻り(あがりうまーい)」という行事があり、斎場御嶽はその参拝地の代表格です。現在も多くの人々が参拝に訪れています。

なお、よく「せいふぁーうたき」といわれますが、正しくは「せーふぁうたき」です。

Information

斎場御嶽(せーふぁうたき)
住所
〒901-1511 沖縄県南城市知念久手堅539
電話番号
098-949-1899
営業時間
3月〜10月:9時〜18時(最終チケット販売 17時15分 / 最終入場 17時30分)
11月~2月:9時〜17時30分(最終チケット販売 16時45分 / 最終入場 17時)
定休日
旧暦の5月1日~3日、旧暦の10月1日~3日

<2024年>
11月1日(金)〜11月3日(日)

<2025年>
5月27日(火)〜5月29日(木)
11月20日(木)〜11月22日(土)

<2026年>
6月15日(月)〜6月17日(水)
11月9日(月)〜11月11日(水)
駐車場
あり
※南城市地域物産館(観光協会)前および知念岬公園の駐車場をご利用ください
HP・SNS
ホームページ

ユネスコの世界文化遺産に登録されている

斎場御嶽は、2000年にユネスコの世界文化遺産に登録された 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつです。

琉球王国のグスク及び関連遺産群を構成する資産は、ほかに「首里城跡」「識名園」「今帰仁城跡」「座喜味城跡」「勝連城跡」「中城城跡」「園比屋武御嶽石門」「玉陵」があります。
いずれも、琉球が統一国家に向けて始動しはじめた14世紀後半から王国が確立した18世紀末にかけて生み出された「琉球独自の特徴を表す文化遺産群」であることから、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

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