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マンゴーで煮込んだ三枚肉!?新感覚の沖縄そばと手作りスイーツを、心癒す庭園に包まれながら味わう「てぃーち」(豊見城市)
目次:
・「てぃーち」のうつくしい庭園と木のぬくもりの店内
・「てぃーち」のおすすめNo.1の沖縄そば定食
・マンゴーで三枚肉煮込んじゃいました!「てぃーち」の楽しいアイデアがのった沖縄そば
・「てぃーち」の斬新なアイデア!その名も「なかむどぅちそば」
・ドカン!と存在感ある「てぃーち」の手作りシフォンケーキ「そのまんまセット」
・マンゴー農園直送。氷不使用、マンゴー丸々2つを使った「てぃーち」名物マンゴーかき氷
・店主のアーティストを応援する想いと、家訓が原動力
店主のアーティストを応援する想いと、家訓が原動力
店主・大城勝太さんの原動力は、「沖縄のアーティストを応援したい」という想いにあります。ご自身も首里高校の染織デザイン科を卒業し、県外の美大へと進学。学生時代から同級生や仲間に恵まれてきた経験が根っこにあるのだそうです。
店内には、沖縄県立芸術大学の学生や大学院生による作品が飾られています。暖簾やコースターといった小物にも沖縄の伝統が息づき、細部にまで地域文化への敬意が込められています。
取材時(2025年8月)は展示会の最中で、紅型や花織といった染め織り作品がならび、その出展者の多くは県立芸大の染織カリキュラムを修了した若者たちでした。そのなかの一人は、現在「城間紅型」の職人として活躍しています。
展示されている作品を前にすると、ただうつくしいだけでなく、若い店主の願いと作家たちの歩みが織り込まれているようで、店内の空気まで明るく感じられました。
幼少期を大宜味村で過ごし、自然豊かな土地で身の回りにあるもので、知らず知らずのうちに手を動かしてものづくりをしていた店主・大城勝太さん。幼い頃から培われた観察力と考える力は、いまも独特の感性として光ります。
就職活動を経験したあと、大城家家訓である「AかBで迷ったら楽しい方を選べ!」に従って、亡くなった祖父の家でお店を開く道を選びました。
楽しい選択をした大城さんのお店は、ご家族みんなで盛り上げています。
オープニングイベントでは、デザイナーである弟のISSHUNさんが手がけた衣装をモデル未経験の家族や知人が身にまとい、園庭をランウェイに見立てたファッションショーも開催されたそう。
アートと食、そして家族の温もりが重なり合った、「てぃーち」ならではの特別な空間に包まれるひとときを過ごしながら、沖縄ならではの芸術文化に触れてみてください。
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