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琉球王国のおもてなし文化が随所に見える「首里城公園」
目次
ハイサイボンジュール!
ハイサイボンジュール!
日本遺産に認定された琉球王国時代のおもてなし文化をめぐる旅!今回は首里城公園に来ました!
案内していただく方は、琉球史研究家の上里さんです!
上里さん、ご案内よろしくお願いします
よろしくお願いします
久しぶりで楽しみです。
それでは行きましょう!せーの!
オニバー!
オニバー!
いろいろな門を見てみよう
いま後ろに見えるのは、有名な守礼門ですよね?
はい。首里城の飾りの門、玄関口です。門の上にある扁額(へんがく)を見てください
守禮之邦(しゅれいのくに)ってありますね
我々は礼節を守っている国です、という意味で、おもてなしの気持ちをここで表現しています
そういう意味があったんですね!
あちらにあるのも有名ですよね!
沖縄の聖地である御嶽(うたき)の入り口で、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です
石づくりですね!
実際に出入りする門ではなくて、向こう側に神様がいるということで、お祈りを捧げる場所になってます
なるほど!
ここが首里城の正門にあたる歓会門といって、打ち解けましょうというような意味があります
ほ~!じゃあこれもおもてなしと関係するってことだ!
迫力がありますね!
正門なので、みんながここを通ることになります
泡盛でも有名な瑞泉門
首里城の正門を抜けると、次に見えるのは、この瑞泉門になります
瑞泉門!こちらも有名ですよね!
この門の名前に泉という文字があるように、この門の下に湧き水があったんです
だから泉なんだ~
はい。きれいな水なので、それを王様とか中国の使者にもてなしていたそうです
階段のところの石碑見えますか?
たくさんありますね!
中国の使者がこの水を飲んだ感想が書かれているんです。とてもおいしいっていう意味ですね
へ~!はじめて知りました!
瑞泉といえば泡盛も有名ですよね?
当時のおもてなしに泡盛も使われていたのですか?
まさにそのとおりで、琉球王国時代の泡盛は非常に貴重な高級酒だったんですよ
なるほど!おもてなしの気持ちが門に込められているんだね。門だけに、門ドウォーカー!
おお!あはは(笑)
上手です!
城下町の歴史を見てみよう
ここが東(あがり)のアザナになります
景色がいいですね!
景色がきれい!那覇市が見渡せる感じですね
首里城の一番高いところから、いろいろと見てみましょう!
特徴的な場所としては、首里三箇(しゅりさんか)といって、泡盛の製造を許可された地域がありました
そんなところがあったのですね!
昔は焼酎職といって、琉球王府から許可された職人たちしかつくれなかったんです
厳しかったんだ!
ほぼすべての職人さんが、あの場所に集められてお酒をつくっていたといわれています
首里三箇の奥には、御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)という国王の別邸がありました
御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)?
そこでは迎賓館の役割や大和芸能を楽しんでいたそうです
大和というと、日本本土の芸能ってことですね
はい。琉球王国はいろんな国の文化を取り入れて発展して、その中心に首里城がありました
琉球王国時代のおもてなし文化や歴史を知れて、すごい勉強になりました!
また新たな発見がありましたね!
今回はここまでです!みなさん、それでは
アビアントー!
アビアントー!
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