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9月の連休で行くべき!『沖縄本島の観光スポット完全ガイド』北部・中部・南部エリア別おすすめランキング
目次:9月の連休で行くべきランキング!『沖縄本島の観光スポット完全ガイド』
・沖縄本島北部オススメスポット
・沖縄本島中部オススメスポット
・沖縄本島南部オススメスポット
・沖縄には異なる魅力のある観光スポットが集まっている
別記事:9月の連休で食べ尽くせるか!?行くべき”沖縄そば店”ランキング!
北部3位 THE SINMAY(今帰仁村)
生黒糖の魔法に包まれる、秘密のカフェ時間
沖縄・今帰仁村の自然に溶け込むように佇む、白を基調とした小さなカフェスタンド 「THE SINMAY(ザ・シンメイコーヒー)」。まるで魔法みたいに香る、生黒糖ラテを求めて、ふらりと立ち寄りたくなる場所です。
看板ロゴも海外っぽくておしゃれだし、周囲の緑と青空にすっと馴染む雰囲気に、思わず心が高鳴ります。屋外には木のベンチやスタンドテーブルがあって、まるで“秘密の休憩所”みたいな心地よさ。ゆったり、ゆるりとした時間が流れます。
一番の見どころは、注文後にスタッフさんが削ってくれる沖縄県産の生黒糖!その香りがふわ〜っと広がって、ラテを受け取る前から特別な気持ちに。そっとひと舐めしたら、芳醇な甘さが口いっぱいに広がって…それだけで幸せがじんわり湧いてきます。
ドリンクは定番の「生黒糖ラテ」や、バニラアイスのまろやかな甘さと黒糖のやさしさが溶け合う「バニラテ生黒糖」、さらにモカや抹茶エスプレッソ、タピオカアレンジなどバリエーション満点。しかも使用するコーヒー豆は、コロンビアやホンジュラス、デカフェから好みで選べるという贅沢さ。味のカスタムが、迷ってる時間も楽しくしてくれます。
例えば私はバニラテ生黒糖を選んで、ひと口飲むとバニラのやわらかな甘みに包まれて、体の奥からじわ〜っと溶け込む感じ。友だちは豆を選べる生黒糖ラテのラージを注文し、コロンビア豆の豊かな香りとコクにうっとり。ふたりで「どっちもおいしいね~」って、にこにこしながら飲み比べる時間も楽しかった。
まさに、“飲むスイーツ”。ここにいるだけで、心もほんのり丁寧になる、そんな小さな魔法をくれる場所です。今帰仁の風や鳥の声、黒糖とコーヒーの香りに包まれて、もうしばらくここにいたくなる。観光途中にふらっと、あるいは目的地にして行くのもおすすめ。あの空と香り、やさしい甘さに、また帰ってきたくなる、そんな一杯をぜひ感じてみてくださいね。
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村玉城292-2
北部2位 古宇利島(今帰仁村)
橋を渡れば伝説と絶景がきらめく恋の島時間
沖縄本島北部・今帰仁村に浮かぶ小さな宝石のような島、「古宇利島」。全長1,960 mの古宇利大橋を渡る瞬間、透き通る海と青空に心をわしづかみにされてしまいます。
この島は神話の舞台でもあり、「人類発祥の島」として「沖縄版アダムとイブ伝説」が伝わっているのも魅力のひとつ。ジュゴンの交尾を見て男女の交わりを知り、そこから子孫が生まれたというロマンチックで神秘的なお話は、古宇利島の空気にじんわりと沁みわたります。
さらに、旧盆明けの初亥の日に行われる「ウンジャミ(海神祭)」という伝統行事も見どころ。ノロ(神女)による祈りが、神アサギから“神の道”を経て、チグヌ浜へ続く厳かで神々しい光景は、島がもつ神秘をいっそう感じさせてくれます。
ドライブ途中に古宇利大橋の上で深呼吸すれば、まるで恋人の手をそっと握られたような、ときめきと静けさが同時に訪れる気持ちに。島に降り立てば、伝説と自然がさりげなく、でも確かに心に残るから、何度でも訪れたくなる場所。
地元に住む方には改めてその神秘と美しさを感じてほしいし、2025年9月に沖縄を訪れる方には、ただの“観光地”以上の体験として、空と海と伝説が織りなす物語に触れてほしいな。橋を渡るたびに増える恋の予感と、島の静かな語りかけを、ぜひ感じてみてくださいね。
住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
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