おでかけ,地域,本島中部,本島北部,本島南部
9月の連休で行くべき!『沖縄本島の観光スポット完全ガイド』北部・中部・南部エリア別おすすめランキング
目次:9月の連休で行くべきランキング!『沖縄本島の観光スポット完全ガイド』
・沖縄本島北部オススメスポット
・沖縄本島中部オススメスポット
・沖縄本島南部オススメスポット
・沖縄には異なる魅力のある観光スポットが集まっている
別記事:9月の連休で食べ尽くせるか!?行くべき”沖縄そば店”ランキング!
南部5位 浦添市美術館「HEROES RELOADED」ヨシダナギ写真展
少数民族の輝きを沖縄でリアルに感じて
フォトグラファー・ヨシダナギさんが世界中の少数民族を“HERO”としてとらえた、極彩色で立体感あふれる肖像の数々が、浦添市美術館に初上陸した写真展「HEROES – RELOADED–」。沖縄での個展は今回が初めてで、10年目の節目に、この場所で開催できる喜びを噛みしめている姿が心に響きます。
展示の入口では、ドキッとするほどの“どアップ”写真がお出迎え。展示室へ続く廊下には、撮影地を写した地図やフォトグラファー自身の思いが綴られたパネルが並び、もうその時点でワクワク感が高まります。南アフリカ、南アメリカ、アジア、オセアニア、そして新作のメキシコ……大陸ごとに分けられた展示を巡るだけで、まるで世界旅行をしているような気分に。
写真だけでなく、動画や民族の装飾品も展示され、目も心もとろける多彩な要素がいっぱい。キャプションも丁寧で、じっくり読むほどに深みが増していきます。さらに、SNS映え間違いなしのフォトスポットも多数用意されていて、派手な服を着て訪れれば写真映えが加速!撮影OKなのも嬉しいポイントです。
展覧会を楽しんだ後は、会場限定グッズコーナーへ。写真集やポストカード、クリアファイル、アクリルスタンドなど、どれも欲しくなるラインナップで、お土産選びにも心踊ります。
2025年8月29日〜10月22日までの開催なので、夏の終わりから秋の沖縄観光と合わせて、世界の“HERO”たちの姿からインスピレーションを受ける旅はいかがでしょうか?地元の方も、県外からのお客さまも、一緒に“感じて”、一緒に“心が動く”、そんな時間を過ごせる展示です。
住所:〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目9-2
南部4位 斎場御嶽(南城市)
神さまへのありがとうが静かに響く聖地の旅路
琉球王国の祈りとともに、今日まで息づく南城市の「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、訪れるたびに心がしっとりと洗われる世界文化遺産です。「平和で穏やかな日々を過ごせていることに感謝する場所」として、格式高い神聖さの中に、どこか温かみを感じさせます。
ここには6つの神聖な神域(イビ)があって、それぞれを巡ることで五穀豊穣や航海安全などへの祈りが重なるのを、空気や石の声がそっと語りかけてくれるようです。琉球の最高神女・聞得大君の就任儀式「お新下り」が行われた場所でもあり、その歴史の重みにも心が引き締まります。
参道を歩くたびに、木々のざわめきや冷んやりとした石畳が「ただそこにある」聖地の佇まいを感じさせてくれて、日常とはちょっと違う感覚に包まれるのが心地いいんです。
訪れる際のポイントとしては、旧暦の5月1〜3日と10月1〜3日は閉鎖期間なので避けてください。また、近くには「南城市地域物産館」や「知念岬公園」の駐車場がありますので、そちらを利用すると安心です。
地元のみなさんには、いつでも寄れる“近くの奇跡”として再発見の場所に。れる際には、単なる観光ではなく、祈りの空気と歴史の深さが心にじんわり響く体験として、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。静かで、そして優しい「神さまへのありがとう」を感じる時間を、ここで一緒に過ごしてみませんか?
住所:沖縄県南城市知念久手堅539
あわせて読みたい記事

