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「世界を目標に練習してる」“キングスユース勢”がU16アジアカップで躍動…育成体制の強化が奏功
U15年代を席巻した“PGコンビ”が再タッグ

特に活躍が際立ったのは、いずれもポイントガード(PG)である宮里と越だ。既にA代表候補にも選出されている逸材の白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校)と共にチームの中心を担った。
この二人は、共闘したキングスU15時代にダブルエースを張った仲だ。今年1月にあった「京王Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」でチームを準優勝に導き、いずれもベスト5に選出。さらに3月の「インフロニア B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」では初優勝を達成し、またも二人ともベスト5に選ばれ、越は大会MVPに輝いた。
日の丸を背負ったU16アジアカップで再びタッグを組み、優れた得点能力やゲームコントロール、声でのリーダーシップで代表チームをけん引した。
時には「圭司ナイス!」「俊佑ありがとう!」と互いに励まし合う場面も。大会中、宮里は越について「本当に頼もしい存在なので、とても刺激になっています」と言及。越も宮里について「自分が難しい状況の時には、俊佑に託したいと思っています」と深い信頼関係をのぞかせていた。
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