エンタメ,スポーツ
                
                公開日
            
                        
                    「世界を目標に練習してる」“キングスユース勢”がU16アジアカップで躍動…育成体制の強化が奏功
末広朋也HC「『もっと大きく育てくれ』というメッセージ」
            キングスユースゆかりのプレーヤーが、各国から世代別のトップ選手たちが集うアジアの舞台で、これだけの活躍をしたことは特筆すべき点だ。ジェレマイヤにその要因を聞くと、以下のように語った。
「キングスユースは選手もコーチも世界で戦っていくことが目標なので、質の高い練習ができていると思います。その積み重ねがあって、少しずつ国際大会でも通用できるようになってきているのだと感じます」
「沖縄を世界へ」というビジョンを掲げるキングス。今月はトップチームがオーストラリア遠征を実施したほか、U18ユースチームも香港で行われた国際大会に出場した。こういった経験の蓄積が、アジア、そして世界で活躍できる選手の輩出につながっていく可能性は十分にある。
以前は日本代表のテクニカルスタッフ(戦術分析)を務め、さまざまなカテゴリーの国際大会に帯同してきたキングスU15の末広朋也HCは「今回のU16アジアカップは、3人にとって次につながる経験ができました。また、相手に借りができたということは、バスケの神様からの『もっと大きく育ってくれ』というメッセージです。それを受け取るか否かは、彼らにかかっています」と語り、一層のレベル向上につなげてくれることを期待した。
活躍の場を広げるキングスユースの選手たち。ユースから巣立っていったU22枠の平良宗龍、佐取龍之介のように、将来、この中からトップチームのユニフォームを着ることになる選手も現れるはず。その時を想像しながら、彼らの日々の進歩を見守っていきたい。
あわせて読みたい記事

