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青い空!青い海!アサイーボウルの絶景カフェ「なんくるKITCHEN」(今帰仁村・古宇利島)
古宇利大橋の絶景がのぞめるカフェが、2025年4月にオープンしました。
提供されるのは、4種のアサイーボウルとドリンク・シェイク。試食と試作を重ねて完成したアサイーボウルは、ベースのアサイーとフレッシュフルーツとの味のバランスが絶妙で、大好評です。
美しい海をみながらのんびり過ごせる「なんくるKITCHEN」で、ヘルシーでおしゃれなデザートを楽しみましょう。
目次
絶景を楽しむスタンドカフェ「なんくるKITCHEN」
「なんくるKITCHEN」は、カラフルにペイントされたリノベコンテナのスタンドカフェです。高台に位置する敷地の奥には、青い空と海、そして古宇利大橋が広がり、風が心地よく抜けるとても気持ちのよい場所です。
コンテナ前のブランコで揺れたり、「KOURI」の文字の前で写真を撮ったり、テラス席でゆったり過ごしたりと、自由に楽しめます。
営業時間は10時半から夕方まで。観光前やランチ後、観光のあとにも立ち寄れるのがうれしいポイントです。
テイクアウトのみですが、すぐ近くに車が停められるため、急な雨でもあんしん。車から出てすぐに購入できる設計も便利です。
デザートとして食べる?おやつとして食べる?多彩な4種のアサイーボウル
「なんくるKITCHEN」のアサイーボウルは、ベーシックなものに加え全部で4種類。フルーツたっぷりのデザート感覚のもの、ココナッツフレークとキウイがいっぱいのヘルシー志向のもの、チョコクッキーとチョコソース・ピーナッツバターがのったおやつ感覚のものがあります。
ベースのアサイーは同じですが、トッピングを変えるだけで味わいが変わるので、その日の気分や体調にあわせて選べるのが楽しいポイントです。
さらにフルーツやハチミツ・グラノーラ・ココナッツは、追加トッピングが可能。贅沢に好きな具材を盛り付けたり、お互い好きな具材を追加してシェアするのもよいでしょう。
ドリンクはコーヒーやコーラなどのベーシックなものから、マンゴーやパイナップルなど南国らしいメニューまで勢揃い。青い海のような色合いのハイビスカスティーも人気です。
3種のシェイクもおすすめ。アイスとフルーツ・豆乳をブレンドしたシンプルなシェイクに、最後にフルーツソースをたっぷりかけたシェイクは、イチゴ・抹茶・バナナから選べます。
もったり感の少ないさっぱりした味わいで、沖縄の気候にもぴったり。特にイチゴシェイクは見た目も可愛らしく、イチオシです。
「なんくるKITCHEN」のフレッシュフルーツへのこだわり
「なんくるKITCHEN」のこだわりは、沖縄県内の青果市場で購入したフレッシュなフルーツを使うことです。ジューシーでシャキッとした食感が、もったり濃厚なアサイーと絶妙にマッチします。
スタンダードな「ACAI BOWL」は、敷き詰めたアサイーの上にバナナとイチゴをきれいにならべ、中央にグラノーラを置き、その上にブルーベリー、そして最後にココナッツフレークとチアシードをふりかけたもの。
口に運ぶと、ねっとり濃厚なアサイーがとろけ、シャリッと冷たい食感とフルーツやグラノーラのカリッと感が絶妙に混ざり合い、自然な甘みも楽しめる贅沢なひと品です。
「CHOCO BOWL」は、甘み・塩気・香ばしさ・食感のバリエーションが豊富。
ねっとり濃厚なアサイーに、甘いバナナとほろ苦いクラッシュチョコレートクッキー、香ばしいアーモンドとココナッツフレークをトッピング。粒ありピーナッツバターのコクとチョコソースの甘さが絡み合って、ひと口ごとにサクサク・ねっとり・とろ〜りとさまざまな食感と味わいを楽しめます。
今日はヘルシーなものよりもちょっとジャンクなものも食べたい、だけど完全なジャンクフードはちょっと…そんな気分のときにおすすめです。
「なんくるKITCHEN」は、大切なものを守るために実現した新しい挑戦の場
「なんくるKITCHEN」を切り盛りするのは、20代前半の女性店長。
観光地として人気の古宇利島には、毎年多くのカフェやレストラン・宿泊施設がオープンし、商業的にも人気のスポットです。そんな絶景がのぞめる好立地にカフェを構えた背景には、店長とオーナーとの出会いがありました。
店長は福岡で接客業をしていた際、自分より大切なものを得て、これまでの人生を振り返り試行錯誤をする毎日をすごしていました。そんななかで出会ったのが、現在の「なんくるKITCHEN」のオーナーです。
なんども旅行で訪れるほど沖縄が大好きなオーナーがめざしたのは、来た人が最高の思い出を持ち帰れる、また来たいと思ってもらえる居心地のよいお店。店長はその考えに共感し、沖縄での挑戦をスタートすることになります。
さらに、オーナーが旅行中に北谷町のマリン業者「マリーナエイト株式会社」の社長と出会ったことがきっかけで、古宇利島でリゾートヴィラを経営する「KAPUKA」の所有地を紹介してもらえました。
店長は「自分たちだけでイチから場所を探していたら、こんなにもいい場所とは巡り会えなかったかもしれません。」と語ります。
出会いがいい縁となり、実が結んだのが「なんくるKITCHEN」なのでしょう。
「なんくるKITCHEN」の名前は、「マリーナエイト株式会社」の社長に教えてもらった「なんくるないさ」に由来します。元は「まくとぅそーけー なんくるないさ」で、正しいことや誠実なことをしていればなんとかなるさ、との考え方です。
店長自身のこれまでの人生と重なり、そしてこれから頑張っていくお店に対しても、この精神を大切にしたいという思いが込められています。
とても素敵なエピソードを聞かせてくれた「なんくるKITCHEN」ですが、ふだんはギャル精神で元気に切り盛りしています。「沖縄の古宇利島にあるギャルアサイー」をテーマに、アサイーで体のなかから、ギャル魂で心のなかから元気をもらいに、ぜひ行ってみてくださいね。
(写真:Tomoko PHOTO)
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