琉球ゴールデンキングスの“10.4開幕戦”を展望！一大転機を前にした「B1ラストシーズン」は何が特別なのか？

アシストとディフェンスが武器の森井健太、得点力の高いキーファー・ラベナを含め、ポイントガード（PG）3人が一番の脅威となる。コート上で彼らと対峙するであろう岸本隆一も「昨シーズン以上にオフェンスのところでは的が絞りづらい印象があります。僕の中ではそこが大きい部分ですね」と語っていた。

佐土原と同じく新加入の小針幸也、守備職人の小野寺祥太らを中心に、どれだけ相手のPG陣を封じることができるかが勝敗の鍵を握りそうだ。

桶谷HCは、高い位置から激しいプレッシャーをかけてくるA千葉を念頭に「横浜BCと似てるチーム」と評していた。今季のキングスは強みであるリバウンドに加えてスティールも増やし、素早いトランジションからのイージースコアを増加させることを掲げているため、速い展開で相手ディフェンスを効率良く突破したい。