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EASLの“価値ある1勝”に見る琉球ゴールデンキングスの上向き傾向…「オンザコートワン」の天皇杯に向け収穫も
我慢続けた「らしい」勝ち方
ブラックベアーズは身長229cmのサミュエル・デグアラと高い得点力を持つガードのダミアン・チョンキを軸とするチーム。それに対し、キングスは試合開始1分38秒でヴィック・ローが交代すると、その後はコートに戻れず、ビッグマンはジャック・クーリーとアレックス・カークの2人のみとなった。
先行を許し、ファウルも混む厳しい展開となるが、第2クオーター頭で平良彰吾や崎濱秀斗がディフェンスの強度を上げて逆転に成功する。そこから点の取り合いとなり、41-43で前半を折り返した。
後半も接戦が続く中、要所で佐土原遼が攻守に活躍を見せる。最後はクーリーとカークが立て続けにオフェンスリバウンドをもぎ取り、岸本隆一がとどめの3ポイントシュートをねじ込んで勝ち切った。
ローの不在やファウルトラブルを乗り越え、我慢の末に白星をつかんだ一戦。桶谷HCは「今シーズンなかなかなかった形」と表現した上で、「なんとか粘って粘って、最後勝利に持っていった。もともとキングスはこういうゲームを取って、上位に食い込んできました。キングスらしいゲームになったと思います」と強い手応えをうかがわせた。
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