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OKITIVE編集部

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マネー芸人キャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

不動産・株式投資歴20年、「マネー芸人」の顔も持つキャイ〜ン・天野ひろゆきさん。
2025年12月23日(火)よる8時放送(8ch沖縄テレビ)の沖縄発経済番組「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 年末スペシャル2025」で総合MCを務め、沖縄経済の未来を担う3人のキーパーソンと熱いトークを交わしました。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

未来の食を創造するスタートアップ、地域に熱狂を生むプロスポーツチーム、そして沖縄観光の新たな核となる巨大テーマパーク。それぞれの最前線を走るリーダーたちとの対談は、天野さんの目にどう映ったのでしょうか。収録直後に率直な感想を伺いました。

目次

「困っていることが、実はビジネスチャンスだったりする」

株式会社AlgaleX(アルガレックス)代表取締役社長 高田大地さん

最初に天野さんが対談したのは、沖縄発のスタートアップ企業、株式会社AlgaleX代表取締役社長の高田大地さん。泡盛の製造過程で生まれる「粕(かす)」を使い、栄養価と旨味を豊富に含む藻「うま藻」を開発。未来の食料問題や環境問題の解決にも繋がるとして、大きな注目を集めています。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】
株式会社AlgaleX代表取締役社長の高田大地さん

高田社長との対談を終えた天野さんは、そのビジネスモデルに深く感心した様子で口を開きました。
「現代の起業には、『地球に優しい』とか『世の中の役に立つ』といった視点が不可欠だと改めて感じました。AlgaleXさんの取り組みには、そういった要素がすべて詰まっている。素晴らしい企業スタイルだと思いましたね」。

特に天野さんの心を捉えたのは、そのストーリー性でした。
「体に良いDHAを摂るために魚を食べる。でも、その魚はなぜDHAを持っているのか。そのルーツを辿っていくと『藻』に行き着く。その根源まで紐解いていく探究心に、物語があって面白いですよね」。

さらに、その研究を進める中で、偶然近くにあった泡盛の酒造所の「粕(かす)」が藻の培養に最適だと判明したというエピソードにも触れ、「うまくいく時って、そういう偶然がポンポンと重なるんですよね」と、スタートアップならではのダイナミズムに共感を示しました。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

この対談は、天野さん自身のビジネスへの視点にも通じるものがあったようです。
「生活している中で『不自由だな』と感じることが、それを補う何かを生み出すビジネスチャンスだったりするんですよね。AlgaleXさんも、このままでは漁業資源が枯渇してしまうという課題に着目した。今、私たちが当たり前のように受け入れている『困りごと』こそが、未来の発明の母なのかもしれません」。

「応援の力が、そのままビジネスになっている」

沖縄バスケットボール株式会社代表取締役社長の仲間陸人さん

続いての対談相手は、沖縄が誇るプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」を運営する、沖縄バスケットボール株式会社代表取締役社長の仲間陸人さん。
33歳(※2025年12月時点)という若さで、地元で絶大な人気を誇るチームの舵取りを任された若きリーダーです。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】
沖縄バスケットボール株式会社代表取締役社長の仲間陸人さん

天野さんは、対談をきっかけに、スポーツビジネスそのものへの期待も膨らんだと語ります。
「コロナ禍を経て、人々は『生で見る』ことの価値を再認識したように思います。ネット配信も普及しましたが、それが逆に『あの熱気を現場で体感したい』という気持ちを掻き立てる。会場の演出も進化していて、スポーツ観戦はこれからもっと面白くなるはずです」。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

特にキングスが地域にもたらす影響力に、天野さんは驚きを隠せません。ファンクラブの6割が女性で、グッズ購入などを通じた「推し活」がチームを支えていること。そして、1000社もの地元企業がスポンサーとして名を連ねていること。
「昔は、ただ試合を見て応援するだけだったかもしれない。でも今は、グッズを買うことも含めて応援になっている。ファンが使ったお金がチームを潤し、地元経済を回していく。まさに、応援の力がそのままビジネスになっているんですね」。
選手とファンの間に生まれる「ストーリー」もまた、ビジネスを加速させると天野さんは分析します。
「一度はチームを離れた選手が古巣に戻ってくる。そういう長いスパンで応援しているからこそ感じられる物語があります。そうしたストーリーを追いかけることで、ファンの絆はより深まり、チームへの愛情も強くなる。それもまた、ビジネスに繋がっていくのだと思います」。

「自然が豊かじゃないと、この面白さは成立しない」

株式会社ジャパンエンターテイメント取締役副社長の佐藤大介さん

最後に対談したのは、2025年夏、沖縄本島北部のやんばる地域に開業した巨大テーマパーク「ジャングリア沖縄」を運営する、株式会社ジャパンエンターテイメント取締役副社長の佐藤大介さんです。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】
株式会社ジャパンエンターテイメント取締役副社長の佐藤大介さん

天野さんは、佐藤副社長の話から、沖縄の地域文化との強い結びつきを感じ取ったと言います。
「沖縄には『モアイ』という、地元の仲間との相互扶助の仕組みがあるそうですね。そういった横の繋がりを大切にする精神が、ジャングリアの『周辺地域と共に全体を盛り上げていく』という理念に通じているように感じました」。
ともすれば開発と自然保護は対立しがちですが、ジャングリア沖縄はやんばるの雄大な自然そのものをアトラクションにしています。そのコンセプトに、天野さんは新たな可能性を見出しました。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

「沖縄というと海のイメージが強いですが、山の魅力も計り知れない。これまであまり活用されてこなかった山の価値を再発見し、自然全体を見直すきっかけになるのではないでしょうか」
作り込まれたバーチャルな世界観も好きだと前置きしつつ、天野さんは「自然と融合したアナログな体験」に強く惹かれていると語ります。
「ジップラインや巨大なブランコのように、アナログでシンプルな遊びでも、雄大な自然の中では最高のエンターテイメントになる。この面白さは、自然が豊かでなければ絶対に成立しません。ぜひ体験してみたいですね」。

「沖縄を世界に見てもらうんだ、という気概を感じた」

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

3者との対談を終え、天野さんの胸には一つの共通した思いが残ったと言います。

「皆さんから感じたのは、熱い『沖縄プライド』でした。沖縄の文化や魅力を、単に沖縄の中から発信するのではなく、『沖縄を世界に見てもらうんだ』という、外に向けた強いエネルギーと気概を感じましたね。そのスケール感が、日本だけで終わらない沖縄の文化にも通じている気がします」。

沖縄が持つ独特の空気感、アメリカの文化も融合した歴史、そして、そこに流れるのんびりとした時間。天野さん自身も、訪れるたびに沖縄の魅力に引き込まれると語ります。
「沖縄には、ここにしかない特別な感覚があります。それが何よりの武器になるはず。今日の皆さんのような情熱を持った方々がいる限り、沖縄の未来は間違いなく明るい。そう確信しました」。
沖縄の”いま”を動かすリーダーたちの言葉は、天野さんの目を通して、未来への確かな希望として映し出されていました。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

天野ひろゆきさんが3人のゲストと繰り広げた熱いトークの全貌は、12月23日(火)よる8時放送(8ch沖縄テレビ)の「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 年末スペシャル2025」で放送します。未来の食、スポーツビジネス、観光テーマパークの最先端に迫ります。沖縄の”いま”と“これから”を感じられる貴重な時間、ぜひお見逃しなく。

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