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ドルーリー朱瑛里「沖縄のトレーニング環境はすごい」陸上女子中長距離界の新星が“合宿のメッカ”読谷村を訪れた理由
沖縄の海にも感動、二つのホテルも訪問
最後に視察したのは、アスリートの受け入れ実績が豊富な二つのホテルだ。
初めに訪れたのはラソールシーリゾート。広くて快適な部屋の窓からは、雄大な海を望む。最先端の機材が揃うジムもオーシャンビューで、心身を解きほぐすサウナ施設も完備している。
この日は一日を通してあいにくの雨模様で、海は本来のエメラルドブルーが霞んでいた。それでも、ドルーリーは「以前は岡山や鳥取の海もよく行っていましたが、沖縄の海は色が全然違います。晴れてたらもっと綺麗と聞いて、びっくりしました。楽しみが一つ増えました」とワクワク感をにじませていた。
視察の締めくくりはグランドメルキュール沖縄残波岬リゾートへ。こちらも部屋や敷地内のトレーニングジムを回ったほか、ホテル最上階にあるエグゼクティブラウンジにも上がった。夕刻で日が沈みかけていたが、岬側を見渡しながら、担当者から残波岬公園内に整備された遊歩道でランニングができることなどの説明を受けた。
ビュッフェスタイルの食事会場も視察。「炭水化物や脂質など、ある程度栄養も気にしながら結構な量を食べるので、とてもいい施設だと感じました」と納得の表情を浮かべていた。
丸半日をかけて村内を巡り、少し疲れぎみな様子ではあったが、全スケジュールを終えた後は「沖縄のトレーニング環境はすごいです」と感心しきり。読谷村で合宿をする場合は、来年3月に実施予定だ。沖縄の春先は20℃前後で過ごしやすいが、岡山はまだ気温が一桁台の日もある。その時期に身体への負荷を抑えながらトレーニングに専念できる点で、読谷村は理想的な環境と言えるだろう。
読谷村が、より広い世界へ飛び込もうとするドルーリーの挑戦を支える拠点になるのか。3カ月後、沖縄を再訪してくれることに期待したい。
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