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舘 幸子

舘 幸子

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

サクッ、ホロッ。 先日、親友からもらったスコーンがあまりにもおいしかったので、OKITIVE読者様にもシェアしたいと思います。素朴だけれど記憶に残る「sconto megumi」のスコーンは開店後15分で完売してしまうことも!予約もできますが、ラインナップは日替わりなので、オープンの12時を目指して行ってみてくださいね。

目次

店主の「こうだったらいいのに」を形にしたスコーン

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

「日常に、スコーンをちょこんと」がコンセプトのsconto megumi。店主 仲間愛(めぐみ)さんが「私が作るスコーンが大勢の人の手に渡って、愛に恵まれますように」という想いから、このような店名が名付けられました。

「何でもない日常の中に、さりげなく寄り添う存在でありたいと思っています」と話す愛さんがスコーン作りをスタートしたのは、出産後。子育ての合間に子どもを連れて公園に行き、その帰りにパン屋さんやお菓子屋さんに立ち寄ることが唯一の楽しみだったそうで、それは、ただ「甘いものを食べたい」という欲求を満たすだけではなく“ホッとする時間を持てるということ”が大事だったと話します。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

時間ができてはパンやケーキ作りにも挑戦したそうですが「作っていて一番楽しかったのがスコーンだったんです」と愛さん。

特別な日に食べるイメージが定着しているケーキと違い、スコーンはおやつ以外にも、朝ごはん代わりにもなり、夜にも食べられる身近で気負わず食べられる焼き菓子です。
スコーン専門店での修行経験はありませんが、いろんなお店のスコーンを食べ歩きながら「ここの味は好きだけど、食感がもう少しこうだったら…」「翌日もこのおいしさが続いたらいいのに」など、愛さんの理想を形にしました。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

「最初は正直、全くうまくいきませんでした。焼きたてはおいしいけれど、翌日は食感がボソボソになってしまったりして、クオリティーが低すぎて販売できる状態ではなかったです。何度も失敗しましたが、試行錯誤して今のレシピを作り上げました。
「失敗の中からしかレシピは生まれないのかもしれません。妄想して、想像して、それが形になった時が一番楽しいです」と愛さん。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

スコーンの種類だけでなく、気温や湿度、食材の状態によって配合や水分量、甘さを微調整しています。例えば、中にクリームチーズやあんこなどの甘いフィリングを入れる場合は、外側のスコーン生地は甘さを控えめにしたり、包みやすいように水分量を調整したり。
しっとりし過ぎず、パサつきのないギリギリのところを狙い、生地はあまりこねずに、重ねて、そっと押すだけ。あまり“触らない”ことで、サクッ、ホロッとした食感が生まれるそうです。
さらに素材にもこだわり「自分が食べたいもの。大切な人にあげても良いと思えるもの」を基準に、北海道産の小麦、よつ葉バターや高千穂バター、沖縄県産の牛乳、有機のはちみつやココアパウダー、コーヒー粉などを使用するという徹底ぶり。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

バラエティ豊かなスコーンが人気ですが「月桃もち」「きなこもち」「べにいももち」「チョコもち」など、お餅の入ったスコーンは他店では見かけないほど珍しいこともあり、注目されています。常温のお餅を包んで焼くと溶けてしまうので、冷凍したお餅を使用するのがポイント。サクッと香ばしいスコーンを割ると、中からはとろーんととろけるお餅が。異なる食感がひと口の中で共存するインパクトのあるスコーンです。

セルフビルドとは思えないおしゃれな内装

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

バス停「向陽高校前」駅のすぐ目の前に店舗を構えるsconto megumi。開店時間の12時前には、店舗前にオープンを待つ人の姿が見られ、人気の高さがうかがえます。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

もともとはお好み焼き屋さんだったそうで、愛さんの旦那さまが自らの感性で、グレーを基調としたおしゃれで落ち着く空間へと生まれ変わらせました。

自由な発想から生まれたスコーンは約50種類!

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

スコーンは1つ330円から350円ほど。クーベールチュール65%のチョコとオレオクッキー、マシュマロをトッピングした「スモアオレオチョコ」や、コーヒー生地でオリジナルのチーズクリームを包み、ココアパウダーとコーヒーアイシングでおめかしした「ティラミススコーン」、北海道産小豆100%使用のオリジナルあんことバターを挟んだ「あんバタースコーン」など、50〜60種類の中から、20種類ほどが店頭に並びます。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)
自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

季節限定や気まぐれスコーンもあるので、何度訪れても新鮮さがあり、ついまた足を運びたくなってしまいます。

5種類のスパイス香る「自家製スパイスラテ」

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

スコーンと一緒に持ち帰りたいのが、自家製スパイスシロップを使用した「自家製スパイスラテ」。まろやかなミルクの中に、爽やかで複雑味が感じられるスパイスがふわんと香り、余韻が長く続きます。

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

シナモン、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、スターアニスと、旦那様が畑で育てている無農薬の生姜、多良間島の黒糖ときび糖で作った自家製スパイスシロップは1,000円で販売しています。
分量の目安は、コップ1杯(200mlほど)の牛乳や豆乳に大さじ2杯のシロップ。自宅でもお店と同じ感動を味わいたい方は、ぜひ。

子育てがきっかけでスコーン作りをはじめた店主の愛さん

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)

子育てをきっかけに「子どものごはんを作りたい」「保育園の給食を作りたい」という思いが芽生え、調理師免許を取得した愛さん。保育園で約6年間勤務しながら、店舗オープンの準備も進めました。
2020年頃からスコーン作りをスタートし、コロナ禍は受注販売やイベント出店を続けていましたが、2025年2月に実店舗scoto megumiをオープン。今後の夢は「日常の中で思い出してもらえるスコーン」を目指しつつ、お菓子に関する賞を受賞すること。
こだわりが詰まった個性あふれるスコーンが全国で認知される日はそう遠くないはずです。

今日のおやつに、明日の朝ごはんに、手土産に…。何でもない一日をちょっと特別にしてくれるスコーンを、あなたも味わってみませんか?

Information

自由な発想で約50種類のスコーン!何でもない日に寄り添う「sconto megumi」(八重瀬町)
scoto megumi
住所
〒901-0512
沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭1658−1 102
営業時間
12時〜売り切れまで
定休日
月曜・火曜・木曜日(不定休)
駐車場
4台
クレジットカード・電子マネーの利用
SNSのURL
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