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長嶺 真輝

長嶺 真輝

琉球ゴールデンキングス、正念場での“11勝1敗”が示す「我慢する力」の成熟…バイウイーク中に代表活動も、試される総合力

千葉でのアウェー戦で2度の劇的勝利

琉球ゴールデンキングス、正念場での“11勝1敗”が示す「我慢する力」の成熟…バイウイーク中に代表活動も、試される総合力
試合を重ねるごとに存在感を増している佐土原遼(長嶺真輝撮影)

2度にわたり、千葉県のアウェーコートを大歓声と深いため息で充満させた。

一度目は、1月25日の千葉ジェッツ戦である。最大14点差から土壇場で追い付き、残り2秒でヴィック・ローが勝ち越しのミドルシュートを決めて65-63で逆転勝ちを収めた。39分以上は追いかける展開だったこの試合、残り5分でキングスは17点を積み上げた一方、相手の得点をわずか2点に抑え込んだ。

「こういう勝ち方こそが、キングスらしいと思います」。試合後、岸本隆一は誇らしげに語った。

もう一つの試合が、記憶に新しい2月14日のA千葉戦だ。

千葉J戦とは逆に最大14点のリードを一気に詰められ、残り1分を切って前に出られる。それでもローの3ポイントシュートとジャック・クーリーのセカンドチャンスポイントでつなぎ、最後は残り1.2秒で岸本が逆転の3ポイントシュートをヒットさせて勝ちをさらった。

この試合で15得点3リバウンド3アシストを記録し、「+/−」(その選手が出ている時間帯の得失点差)がチームトップの+13に達した佐土原遼は、以下のように手応えを語った。

「序盤はリズムをつかみきれないままの入りとなりましたが、岸本選手や脇選手たちがキングスらしいプレーで流れを引き戻してくれました。立ち上がりが苦しい時はセカンドユニットが立て直し、良い時はその流れをつなげていける。チームとしての一体感が高まっていると感じます」

一体感を持って粘り強く戦い、最後に勝ち切る。キングス本来の姿を象徴する2試合だった。

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