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ハンバーガーとお花!?こだわりが調和するバーガー&ドライフラワーショップ「der BURG」&「lily ronde」(沖縄市)
沖縄市美原。かつて古い喫茶店だった場所に、最高に心地よい空間が誕生しました。ハンバーガーとお花という、一見意外な、けれど自然と調和する組み合わせを提案するお店の名は「der burg(デアブルグ)」と「lily ronde(リリーロンド)」。夫婦のこだわりが細部まで宿るフォトジェニックな空間には、二人の「好きなもの」がぎゅっと凝縮されています。
目次
運命を動かす味わい「スパイシーチキンバーガー」
美浜アメリカンビレッジの有名店「JETTA BURGER MARKET(ジェッタバーガーマーケット)」で修行を積んだ店主が創り出す本格派のバーガーたち。数あるメニューの中でも、店主が「一番思い入れがある」と語るのが「スパイシーチキンバーガー」です。一般的なチキンバーガーのイメージを覆すその味には、たくさんの創意工夫が詰まっていました。
一口食べた瞬間に広がるのは、オーロラソースのまろやかさと、何重にも重なったスパイスの芳醇な香りです。中心となるチキンは、数日間じっくりとスパイスに漬け込んだ後に、揚げずにグリル。表面は香ばしく、中はしっとりとジューシーに仕上がっています。チキン特有のクセや臭みがなく、驚くほどクリーンな味わいです。
そして後から追いかけてくるのが、10種類以上を調合したというスパイスの刺激。トッピングされたパプリカの甘み。さまざまな味わいが口の中でミックスされ、奥深いコクを生み出します。
おすすめはグリルオニオンの追いトッピング!カリっ&シャクっとした食感に、重なる甘味。たまりませんね!
実はこの「スパイシーチキンバーガー」は、独立に向けて店舗を探す中で開発されたメニューであり、現在の店舗との縁を繋いでくれた特別な存在です。当時、物件を探しながら沖縄市のゲート通り(コザ)のとあるバーの軒先を借りて週末限定で販売していたそうで、当時はこの一品のみで勝負を続けていました。
そこでこの味のファンになったお客様の一人が、現在の物件を見つけてくれたという、まさに「お店を呼んできてくれた」運命のバーガーなのです。「昼に来られた方が夜も再オーダーした」「三日連続でリピートされた」などの逸話もあり、今までのチキンバーガーの概念を覆す一皿です。冷めても美味しいので、テイクアウトもオススメです。
肉好きも!ヘルシー志向も!みんな満足できるバーガー&ベーグル!
もちろん、牛肉・豚肉を使ったハンバーガーも見逃せません。つなぎを一切使わないパテは、ハンドチョップに近い極限の粗挽き。肉を強く揉み込むことで粘りを出し、鉄板で焼いた際も肉汁を逃さず、ステーキを食べているかのような力強い食感を実現しています。「ハンバーガー」と「ダブルチーズバーガー」は、あえて野菜を入れず、肉の旨みとチーズのコクだけで勝負するストレートな一品。
パティやエッグ、ベーコンにチーズ、トマトやオニオンに加え、アボカド、レタスなどお好みに応じてトッピングができるので、自分好みのオリジナルバーガーを作ることもできちゃいます。
さらに贅沢な「プルドポークバーガー」は、パテの上にスパイスでホロホロに煮込んだ豚肩ロースを乗せ、キャベツのマリネを添えた色彩豊かなバーガーです。
ヘルシー派にはベーグルサンドもおすすめです。特に人気なのはスモークサーモンのオープンサンド。メープルシロップで仕上げる洗練された味わいです。
バーガーのようにアボカドやオニオンをトッピングしたり、自分好みのサンドを作ることができますよ。
嬉しいのが、あらかじめ半分にカットして提供する「ハーフカットサービス」も提供していること。友達やカップル、ご家族でシェアしたい!そんな時にピッタリの、かゆい所に手が届くサービスです。
バーガーに負けない「強い」コーヒーとのペアリング
コーヒーは、こちらも美浜アメリカンビレッジの名店「ZHYVAGO COFFEE ROASTERY(ジバゴ コーヒー ロースタリー)」の豆をセレクト。バーガーと合わせるならしっかりとしたパンチが必要だと考えた店主が、何十種類も試飲して選んだものです。
バーガーの味を引き立たせる深煎りの度合いは、まさにハンバーガーと一緒に楽しむためのコーヒーだと感じました。セットではなく別料金なのも納得です。
もちろんコーヒー単体でも楽しめ、コーヒーだけを買いに訪れる近所のお客様も多いそうです。オススメはアメリカーノ。まずはぜひブラックで味わってみてください。
異素材が調和する、インダストリアルな空間を彩るドライフラワーたち
お店の扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、コンクリート打ちっぱなしのインダストリアルな空間。温かな照明に照らされたドライフラワーが、スタイリッシュに印象を和らげています。
店内の半分を占めるドライフラワーのお店は「lily ronde(リリーロンド)」。センスの良いアレンジメントが並ぶ様に、思わず目を奪われます。最大の特徴は、ブーケだけでなく、1本単位の単品で購入できること。ドライフラワーを生花店のように販売しているのです。
お客様は、並んでいる花々の中から気に入ったものを選び、自分だけの組み合わせを楽しむことができます。ギフトや特別な記念日でなくても、ご自宅用に購入されるかたも多いのだそう。
入ってすぐ左のドライルームでは、翌週に店頭に出す花を展示しながら乾燥させています。いわば予告編。「次はあのお花を組み合わせてみようかな」と、次回の来店が楽しみになりますね。
お店のディスプレイも参考にしながら「自分好みのアレンジメント」を探してみるのも楽しそうです。
「お花を目当てに来た方がバーガーの香りに誘われたり、バーガーを食べに来た方がお花を手に取ったり。そんな自然な交差が生まれる場所にしたい」という想いが、この空間には満ちています。日常の中に、少しだけ特別な彩りを添えてくれる場所。それが「der BURG(デアブルグ)」&「lily ronde(リリーロンド)」です。
ハンバーガーを味わい、花の彩りを目で楽しみながら、自分の「お気に入り」を見つける時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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