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沖縄尚学のエース末吉良丞は本当に復調したのか!?センバツ開幕第一試合で帝京に4対3で惜敗し、沖縄尚学夏春連覇ならず
1対0の最少得点のまま8回に入る。ここまで投球数96、被安打4、奪三振8、与四球2。フォアボールはひとつも出しておらず、開幕戦としては十分ナイスピッチングだ。
終盤における先頭打者を塁に出すか出さないかで勝利の女神の微笑みは大きく左右される。末吉も十分意識した上で帝京のトップバッターのショートゴロを仕留めたかに思えたが、ショートのエラーでランナーを出してから雲行きがおかしくなる。
次打者をこの試合初めてのフォアボールを出し、ランナー一、二塁。帝京は定石通り犠打を敢行するがサードの悪送球により無死満塁。このピンチの場面でも末吉は表情を変えない。次をこの試合9個目の三振に仕留め、一死満塁で精悍な顔つきの五番の蔦原悠太を迎える。この蔦原へのインサイドワークが勝敗を決めることになる。
初球スライダーがボール。二球目もスライダーで空振り。1ストライク1ボールの三球目、ややインコースよりのストレートを狙い撃ちかのようにジャストミートし、センターオーバーのタイムリー2点ツーベース。これで2対1の逆転。見え見えのストレート狙いをなぜ見抜けなかったのか。
見抜いた上で高めのストレートで空振りさせようとしたのを低く入ってしまったのか。完調の末吉だったらストレート狙いでも打ち取れたのではないのか……。
試合後、「直球で勝負した自分の責任、力負けです」と末吉は語ったように、勝負事に“たられば”は禁物だが悔いが残る一球だったのは間違いない。
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