毎月1回木曜日放送

経済のスペシャリストであるブルームーンパートナーズの方々をゲストに招いて、暮らしに関わる様々な経済トピックスを「グローバル」や「ローカル」というスコープ・視点で覗いていきます。

新たな観光資源として期待!バタフライピーの可能性

2021年8月19日 伊波紗友里さん

沖縄の海を連想させるスイーツやハーブティ。
ここ最近、多くの県内企業から青色の商品が開発されています。
御菓子御殿 澤岻英樹 社長
「沖縄をイメージさせるようなブルー、爽やかな感じが沖縄にピッタリだと思う」
実はこの鮮やかな色、
県内で本格的に栽培が始まったバタフライピーという花から抽出され
着色されたものなんです。
サンセットファームオキナワ 池原公平 代表
「バタフライピーのすごい良い所は食べものとか飲み物を中心に加工品にしやすいところがあって、付加価値が青天井なんですね。」
今回は新たな観光資源として期待される
「バタフライピーの可能性」に迫ります。

【スタジオ】
小林
ここからは「ここが知りたい沖縄経済、
ブルームーンパートナーズのアイランドスコープ」。

大城
ブルームーンパートナーズの伊波紗友里さんは
きょうは別のスタジオからのご出演です。よろしくお願いします。

伊波さん
よろしくお願いします。今回のテーマはこちら!
『沖縄の新たな観光資源として期待されるバタフライピー』です。

主に東南アジアで栽培されているバタフライピーはマメ科の植物で
花びらから鮮やかな青色が抽出できるのが特徴です。

今年に入り県内でもバタフライピーの本格的な栽培が始まり
今年度は60トンの収穫を見込んでいます。
さらに加工・販売を通して
産業化しようという動きが広がっていますので
取材してきました。

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那覇市のデパートリウボウでは今月9日までの期間限定で
県産のバタフライピーを使った商品が並べられました。
伊波紗友里さん
「こちらがバタフライピーを使用したスイーツとハーブティになります。
見た目も鮮やかで沖縄の海をイメージさせますよね」
「ハーブティは暑い夏にはピッタリな爽やかな味がします。実はこのハーブティある変化が見られるんです」
伊波さん
お二人はわかりますか?

小林
なんでしょう・・・

伊波さん
実は、レモンなど酸性のものを加えてかき混ぜると、
色がブルーから紫に変わるんです!
このように色の変化を視覚的に楽しむ事ができるのも
バタフライピーの魅力の1つでもあります。

バタフライピー研究所 王鵬龍 代表
「色が変わるという所で多くの人の注目を集める事ができますし、
観光客の方に沖縄の青を通して沖縄の魅力を発信してきたい」
バタフライピー研究所の王鵬龍 代表。

もともと東京でバタフライピーの輸入を手掛けていた王さんは
年間を通して乾燥する時期が短く
温暖な沖縄は栽培に適していると考え、
新たな県産品としての産業化に向けて
今年3月にバタフライピー産業推進団体を発足させました。

団体にはすでにホテルや飲食など
およそ30の企業が加盟していて
それぞれバタフライピーを使った新商品を開発し、
「ブルー」に新たな付加価値をつけています。
御菓子御殿 澤岻英樹 社長
「沖縄の新しい素材として、お菓子だけじゃなくていろいろできたらいいなと思います」

バタフライピー研究所 王鵬龍 代表
「沖縄で発信していって沖縄県内だけでも近い将来数十億円、数百億円というふうに産業化を目指していきたいと思います」

市場を拡大させるには
安定的な供給体制を整える必要があります。
そのため団体では農家の栽培促進にも力を入れています。

青い海が一望できる読谷村儀間で
4月からバタフライピーを栽培している菊農家の池原公平さん。
サンセットファームオキナワ 池原公平 代表
「菊は収穫も力がいりますし、運ぶのも重いのでそれに比べたら
非常に簡単で、性別問わず年齢問わずできるんじゃないでしょうか」

将来的には障がい者雇用を生み出すと期待されている
バタフライピーは害虫にも強く
無農薬で栽培する事ができます。
また花びらを乾燥させる事で保存がきくので
切り花のように作り過ぎてしまう事もないと言います。

サンセットファームオキナワ 池原公平 代表
「加工品として非常に優秀ということで沖縄県外はもちろん国外にも販路を増やしていける、
なお且つ生産者が沖縄でどんどん生まれてくる事で多くの可能性をもって挑んでいけるという所が魅力的なんじゃないかなと思います」

バタフライピー研究所 王鵬龍 代表
「バタフライピーを沖縄で広めることで多くの農家を助ける事ができる」

伊波紗友里さん
「今後の展望、目標というのをお聞きしても宜しいですか?」

バタフライピー研究所 王鵬龍 代表
「沖縄でバタフライピーを県産品にする、そして産業化をして農家の雇用もそうですし経済的に沖縄に貢献したいというのが私もそうですし、
産業推進団体に関わる皆様の全員の想いです」

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【スタジオ】
伊波紗友里さん
産業推進団体では現在、県内離島を含めて7拠点で
年間60トンのバタフライピーが生産可能としていて
今後5年で年間500トンまで増やしたいとしています。

バタフライピーは毎日収穫しても
翌朝にはまた同じ量の花が咲くので
安定して収穫できるという事です。

大城
さて、伊波さん
このテーマから見えてきた事を教えて下さい。
伊波紗友里さん
「他の産業を巻き込む多様性」です

バタフライピー自体の魅力もありますが、
特に注目したいのが、食べ物以外にもアパレルやコスメにも活用できるという汎用性の高さです。
この多様性こそがマーケットの成長を下支えしていると思います。


大城
次回のアイランドスコープは来月16日を予定しています。
本日は伊波さん、ありがとうございました。






 

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