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海と重なる“青いラテ”とクラフトコーラを絶景で!酒造りの技術が息づく蒸留所カフェ「LANDO(ランド)」(南城市)
海を見下ろす南城市の高台で、青いラテを片手に過ごす時間。
風が吹き抜けていくなかで、気づけばぼーっと海を眺めていました。
実はここ、沖縄の本土復帰後初となる、新規泡盛製造免許取得を目指している蒸留所です。
自分たちの酒造りの技術を生かしながら、この絶景ロケーションを楽しんでもらいたいという想いから、2026年2月に蒸留所カフェ「LANDO(ランド)」をオープンしました。
驚いたのは景色だけではありません。
カフェで提供されるドリンクにも、蒸留所ならではの技術や発想が取り入れられています。
絶景とともに楽しめる、蒸留所カフェ「LANDO(ランド)」ならではの一杯をご紹介します。
目次
南城市の絶景と楽しむ「BLUE LATTE(ブルーラテ)」
カフェの人気メニュー「BLUE LATTE」。
バタフライピーとブルーキュラソーシロップで青色を表現しており、茶・白・青のグラデーションが、目の前に広がるビーチと重なります。
海を眺めながら飲みたくなる、やさしい甘さ。
鮮やかな青色が特徴のバタフライピーですが、味に強いクセはありません。ラテの甘さはブルーキュラソーシロップによるもので、注文時に伝えれば甘さの調整も可能。自分好みにできるのは嬉しいポイントです。
海を背景にカメラを向けると、景色とドリンクの色が重なって見えます。
混ぜると淡いグレー系の色合いになるため、きれいなグラデーションを写真に収めたい方は、混ぜる前の撮影がおすすめ!
百名ビーチを一望できる「LANDO(ランド)」の絶景空間
「LANDO(ランド)」は、那覇市久茂地から車で約40分。おきなわワールドやコストコを越え、東海岸沿いにお店があります。
到着してまず驚くのが、この眺望。
視線の先には百名ビーチが広がり、この日はカイトサーフィンの色とりどりの帆が海辺を舞っていました。気づけばドリンクを置いたまま、しばらく海を眺めてしまうほど。
ぼーっと海を眺める時間って、なんだか心地いい。
潮風がそのまま高台まで抜けてきます。木々が揺れる音も心地よく、寝てしまいそうになります。
テラス席には屋根もあるので、日陰でゆっくりドリンクを楽しむのもおすすめ。芝生エリアで寝転ぶ人もいるんだとか。
店内に入ると、泡盛をはじめとする国内外の蒸留酒が壁一面にずらり。外の開放的な景色とのギャップも印象的です。
取材時点では昼のカフェ営業のみでしたが、事前相談で夜営業やパーティ利用にも対応しているそうです。
店内にならぶ泡盛は代表・古謝さんのコレクション。普段よく見かける銘柄から、なかなか出会えない珍しい泡盛まで、所狭しと並んでいました。
気分で選べる、手軽派もこだわり派も楽しめる「LANDO(ランド)」のメニュー
メニューはシンプルです。
コーヒーは一杯300円から。長居したくなる景色だからこそ、この価格帯は嬉しいところ。
南城市で焙煎している移動販売コーヒー店「cafe Collabo(カフェ コラボ)」の豆を使用したコーヒーもありました。
取材時には販売していませんでしたが、メニューにある「もずくアイスクリーム(700円)」が気になります。次回の楽しみがひとつ増えました。
天然素材やスパイスから作るクラフトコーラ「107(ひゃくな)コーラ」
「107(ひゃくな)コーラ」は、ただのクラフトコーラではなく、蒸留所ならではの技術が詰まった一杯です。
クラフトジン造りの経験を生かし、ジンにも使われるスパイス・ジュニパーベリーを使用。ウッディーな香りと清涼感があり、ほのかな苦味の中に甘さも感じられます。一般的なコーラとは違う、スパイシーな味わいが特徴です。
季節によって使用する県産素材も変わり、夏の時期はパッションフルーツ、秋から冬は柑橘系を使う予定だとか。
スパイスの香りが抜けて、飲んだあとに残る爽快感。このスッキリさは、じめっとした沖縄にピッタリとしか言いようがありません。
代表・古謝さんインタビュー
沖縄では長年、新しい泡盛酒造所を立ち上げることが難しい状況が続いていました。そんな中、国の規制緩和制度「焼酎特区」を活用して立ち上がったのが「LANDO(ランド)」。
「南城市は、沖縄で初めて稲作が始まった場所とも言われています。湧き水もあり、近くには棚田もある。でも、沖縄の人でも南城市の棚田の存在を知らない方が多いんですよね。そこを復活させたいという思いがあります。」
「戦後長らく使われていなかった畑を借りたので、もはや、ジャングルというか森でしたね。耕す以前に、チェーンソーで木を切り倒すなど、いわゆる開墾から始まりました。」
米づくりから関われることも、「LANDO(ランド)」の強みなんだそう。
酒造りを企画している伊藝さんは、数々の受賞歴のある実力派ブレンダー。
今年販売予定の泡盛「twist」も、販売前に販売先がすべて決まり完売。業界でも関心を集めています。
泡盛だけにとどまらず、今後はラム酒やハニーワイン造りにも挑戦したいと話します。
「お酒造りは目的というより、沖縄の文化や作物を守っていくための手段なんですよね。お酒を通して、沖縄素材の魅力を伝えていきたい。」
泡盛文化に新しい風、「LANDO(ランド)」の挑戦に注目
環境への取り組みも行っており、コーヒーやクラフトコーラから出る残りかすはすべて発酵させ、畑の肥料として活用しているそう。ドリンクを作って終わりではなく、その先までつながっていました。
沖縄の文化や素材を大切にしながら、新しい挑戦を続けている「LANDO(ランド)」。
ドライブ途中に立ち寄って、海を眺めながらのんびり過ごすのもよし。
スタッフのみなさんとの会話を楽しみながら、沖縄の新しい一面に触れるのもよし。
高台に吹き抜ける風と、静かな海。
その景色の中で過ごしていると、ここから新しい沖縄のものづくりが始まっていることを、ふと忘れてしまいそうになります。
ここからどんな沖縄のものづくりが生まれるのか。これからが楽しみになる場所でした。
Information
- LANDO(ランド)
- 住所
- 〒901-0603 沖縄県南城市玉城百名1681-3
- 電話番号
- 098-914-4199
- 営業時間
- 11時~18時(事前のご連絡で夜も調整可能)
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 6~7台
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 可
- SNS
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