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沖縄の紫外線はなぜ危険?友利新先生が教える“肌と健康を守る”正しい紫外線対策
沖縄の青い海と空は、多くの人を魅了します。しかし、その美しい景色を支えている強い日差しは、私たちの肌(皮膚)や体にさまざまな影響を与えています。
「日焼けは肌が黒くなるだけ」
そんなイメージを持つ人も少なくありません。しかし実際には、紫外線はシミやシワ、たるみといった美容面だけでなく、免疫機能や目の健康にも関わる存在です。
実際には、紫外線の影響は肌表面だけにとどまりません。シワやたるみといった“見た目の老化”を加速させるだけでなく、免疫機能の低下や疲労感、目の病気、さらには皮膚がんのリスクにも関わることがわかっています。
特に沖縄は、日本国内でもトップクラスの紫外線環境にある地域です。年間を通して日差しが強く、海やレジャーだけでなく、通勤や買い物、車の運転といった日常生活の中でも多くの紫外線を浴びています。「外に長時間いなければ大丈夫」「曇りの日は安心」「家の中なら問題ない」と思っていても、知らないうちに紫外線ダメージは積み重なっているかもしれません。
一方で、紫外線は決して悪者だけではありません。骨や免疫の健康に欠かせないビタミンDの生成を助け、体内時計を整えるなど、私たちが健やかに生きるために必要な役割も担っています。大切なのは紫外線を完全に避けることではなく、その性質を正しく理解し、上手に付き合うことです。
今回は、宮古島出身の皮膚科医・友利新先生に、紫外線が体に及ぼす影響や沖縄ならではの注意点、UVAとUVBの違い、そして今日から実践できる効果的な紫外線対策について詳しく伺いました。美容だけではなく、健康を守るために知っておきたい紫外線の基礎知識と実践的な対策について紹介します。
目次
シミ・シワ・たるみの原因になる「光老化」
紫外線は肌(皮膚)のDNAを傷つけ、長年浴び続けることでさまざまな肌トラブルを引き起こします。
代表的なのがシミやシワ、たるみです。
さらにイボのような皮膚変化も、紫外線ダメージが関係していることがあります。
加齢による変化だと思われがちなこれらの症状ですが、実は肌老化の大部分は紫外線による影響だといわれています。
友利新先生によると、肌老化の約7割は「光老化」。
つまり年齢を重ねることそのものよりも、長年浴びてきた紫外線の蓄積が肌の見た目を大きく左右しているのです。
過度な紫外線が免疫力を低下させることも
かつては「太陽の光を浴びることは健康に良い」と考えられていました。
それは決して間違いではありません。
紫外線はビタミンDの生成に関わり、健康維持に必要な役割を果たしています。
しかし問題なのは「過度な紫外線」です。
強い紫外線を大量に浴びると、体内では活性酸素が増加します。
その結果、免疫機能が低下し、疲労感が強くなったり体調を崩しやすくなったりすることがあります。
海水浴やレジャーの後にどっと疲れたり、翌日に熱っぽくなった経験がある人もいるかもしれません。それも紫外線による体への負担が関係している可能性があります。
目の病気や皮膚がんのリスクにも注意
紫外線の影響は肌(皮膚)だけに留まりません。目もまた、強い紫外線のダメージを受ける部位です。白内障や翼状片などは、紫外線との関連が指摘されています。
さらに、最も深刻なリスクとして挙げられるのが皮膚がんです。
日本人は欧米人と比べると皮膚がんの発症率は高くありませんが、だからといって無関係ではありません。
紫外線によるDNA損傷は確実に起きており、その蓄積が将来的な健康リスクにつながる可能性があります。
紫外線を知ることが、未来の肌と健康を守る第一歩
紫外線は、単に肌(皮膚)を黒くするだけの存在ではありません。シミやシワといった見た目の変化だけでなく、免疫機能や目の健康、さらには将来の病気のリスクにも関わることがわかっています。特に沖縄のように紫外線が強い地域では、「知らないうちに浴びている紫外線」とどう向き合うかが重要です。
しかし一方で、紫外線は私たちの健康維持に欠かせない役割も担っています。では、紫外線は本当に避けるべきものなのでしょうか。それとも適度に浴びた方が良いのでしょうか。
次回は友利新先生に、紫外線がもたらす意外なメリットや、健康と美容を守るための正しい付き合い方についてさらに詳しく伺います。知っているようで知らない紫外線の本当の姿に迫ります。
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