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あぐーの旨み爆発“とんかつ”大満足ランチを堪能せよ!予約困難の人気“しゃぶしゃぶ”店『食彩酒房 まつもと』平日限定でオープン(那覇市)
「あぐー豚のしゃぶしゃぶ」といえば『食彩酒房 まつもと』。あぐー豚肉をしゃぶしゃぶで提供する店のパイオニアと言っても過言ではなく、那覇の予約困難店でもあるまつもとが6月からランチ営業を本格スタートしている。
しゃぶしゃぶでは基本的にばら肉を使っているが、それ以外の部位を贅沢に使ったロースカツやヒレカツ、生姜焼き、そしてソーキ汁まで、通常営業の夜とは違った様相を見せるメニューはランチならではの魅力が詰まっている。
沖縄らしいボリューム満点の定食、さらには全てのメニューにあぐー豚が使われており、味も上質。身も心も大満足間違いなし、名店の DNA を注ぎ込んだ“昼の陣”をレポートする。
目次
那覇歓楽街の広々空間でゆったりランチ
まつもとが店を構えるのは、那覇随一の歓楽街・松山の一角。周辺は夜の賑わいを予感させつつも、昼は違った表情で、穏やかな静けさが漂う。
エントランスでエレベーターに乗り込み、2階の店内に入ると、落ち着いた木の温もりとモダンが調和した広々とした空間が広がる。余裕を持って配置された席で、ゆっくりと食事を楽しむことができる。
1人でふらりと訪れても、少し贅沢なビジネスランチでのグループ利用もいいだろう。
「あぐー豚ロースかつ定食」で濃厚で芳醇な旨みと甘みを存分に味わう
さて早速メニューを見ていこう。まずはとんかつからだ。
「あぐー豚ロースかつ定食」は、肉の存在感もボリュームも圧倒的。厚切りの断面は中心部がほんのりと淡いピンク色を帯びており、見た目に柔らかさを感じられる火入れ具合。
認定農場の高品質なあぐー豚のロースブロックを低温スチームで調理し、旨みを限界まで閉じ込めてから一気に揚げているという。
一切れ口に運ぶと、サクッとした軽快な衣の先から、あぐー特有の濃厚な豚の風味と脂の甘味がジュワリと溢れ出す。肉の柔らかさと、キレの良い脂の上品な後味にきっと驚くだろう。
良質なコラーゲンを含み、コレステロールが低いとされる肉質だからこそ、この厚みと量でも食べ応えは十分。それでいて、食後にもたれにくいのもあぐー豚ならではだ。
ここでちょっとオススメの食べ方を。
とんかつと言えばソースだけれども、ひとまずあぐーの芳醇な香りと旨みを堪能してほしいので、まずはシークヮーサー塩で。柑橘の爽やかな酸味と塩味は、脂身の甘味を最大限に引き立て、あぐーの濃厚な味わいを文字通りダイレクトに体感できる。
それじゃあ次はソースで…と箸を動かす前に、もう1回だけ待ってほしい。もちろん厚みと脂のあるロースには、ソースも合わないはずがない。
が、次の一手として「からし醤油」を推しておきたい。醤油のキレとからしの刺激が、豚本来の力強い風味を邪魔することなく、衣の香ばしさをブーストした上で味わいに新たなレイヤーを加え、あぐーの味を存分に楽しめるはずだ。
ライトなヒレカツ、白飯止まらぬ生姜焼きに具沢山のソーキ汁…目移りが止まらない
ロースカツ以外にも、名店のこだわりが詰まったランチメニューが胃袋を誘惑する。
ランチ開始から暫し経って新たにメニューに加わった「あぐー豚ヒレかつ定食」もその1つだ。ロースに比べて脂が少ないヒレの部位は、かなりさっぱりとした仕上がりになっている。
味わいの濃厚さはロースに敵わないものの、それでもあぐーならではの上品な豚肉の旨みと香りは当然健在。揚げたての肉に齧り付けば、衣のカリッとした歯触りの後に驚くほど柔らかな肉が待ち構えている。
こちらはやや繊細な味わいをちゃんと感じるため、圧倒的に塩でいくのがオススメ。先に触れたシークヮーサー塩でいくらでも食べ続けられるほどの軽さだ。
続いて赤身と脂身のバランスが絶妙な肩ロースを使った「あぐー豚の生姜焼き定食」。
店主が「ちゃんと脂身がついてますから、アグーそのものの甘みもすごく感じられる」と太鼓判を押す通り、甘辛いタレの香ばしさに全く負けない肉自体の力強い旨味は悶絶モノ。
白米が猛烈に進むのは言わずもがなである。
そして沖縄のソウルフードを“まつもと流”に昇華させた「あぐーソーキそば ゆし豆腐入り」は、あぐー豚のソーキ(骨付きあばら肉)をじっくり煮込み、豚・カツオ・昆布の出汁を絶妙なバランスで仕上げた一品。
水抜きしたゆし豆腐に出汁をたっぷりと吸わせることで、奥行きのある味わいに仕上げている。スープは塩の存在感が控えめだが、重なり合う出汁の厚さを感じられる身体にしみわたるような滋味深い。気づけば飲み干しているはずだ。
全てガッツリボリュームでありながら、あぐー豚を扱う名店のハイクオリティな味をランチとしてローテーションできることそのものが贅沢で、他店には真似できない強みだと言えるだろう。
定食に「イナムドゥチ」がついているという喜び
各定食の圧倒的な満足感をさらに高めているのがセットで提供される沖縄の郷土料理「イナムドゥチ」である。しかもお代わり自由、さらに「イナムドゥチ定食」としても単体メニュー化されている。
イナムドゥチは行事や祝い事の席でだされる汁物で、豚肉とカツオ出汁を合わせ、しいたけやかまぼこ、こんにゃくなどが入った具沢山の味噌汁。白味噌で甘めに仕立てるのが特徴だ。
まつもとのイナムドゥチにはロースカツを成形する時などに出るあぐー豚の端肉が使われており、なかなかに贅沢な一杯と言っていい。ちなみに味噌は沖縄県民ならば誰もが知る老舗「赤マルソウ」の甘口白みそを使っている。店主の祖母の味を再現したという味わいは、豚の出汁の奥深さとカツオ出汁が絶妙なバランスで交わる、上品かつ滋味深い仕上がり。
こんなに上質のあぐー肉を使ったイナムドゥチを食べられるランチは、おそらく滅多に無い。それもあってか、イナムドゥチへの反響は店主も驚くほど多く、既にリピーターも続出しているという。
沖縄の食のために…店主が語る地元の食材と生産者への思い
ランチを始めた背景には、これまであぐー豚を提供し続けて地元の食材に向き合ってきた中で、今後の畜産業界を支えたいという店主・具志堅茂さんの強い信念がある。
夜のしゃぶしゃぶ営業では主にバラ肉を使うため、ロースやヒレなどそれ以外の部位が余剰になるという課題があった。その状況を少しずつ変えていくため、バラ肉以外の部位も扱い、ランチメニューとして提供することに決めたという。
「生産者がこだわり抜いて育てた食材だからこそ、適正な価格で取引することが何より重要」と具志堅さんは言う。
「多少高くても本当に良いものを提供して、たまにはちょっと贅沢なランチでもいかがですか、という感覚になってくれるといいなと思っています。結果的にそれが地元の農家の皆さんも含めて、地元商材が良い評価を得られるようにしていきたいですね」
あぐー豚尽くし、唯一無二のランチ
これまでは夜のコースでしか味わえなかった高品質のあぐー豚を、ランチで気軽に食べられるのは嬉しい。しかも、これほど豊富なあぐー豚メニューを楽しめる店は、なかなかないだろう。
25年続けてきたからこそ提供できる選りすぐりの素材、まつもとが自信を持って提供するあぐー豚でしか出せない味わいを確かめに、ぜひ足を運んでみてほしい。
Information
- 食彩酒房 まつもと(あぐー豚しゃぶしゃぶ専門店)
- 住所
- 沖縄県那覇市松山1-10-8
- 営業時間
- ランチ:11時〜14時
夜:17時〜22時
※ランチタイムの予約は不可 - ランチ営業日
- 月〜金
※夜営業は不定休 - 支払方法
- 現金のみ
- HP・SNS
- 公式HP
- 公式Instagram
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