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五十嵐 梨花(花千本槍企画/OFNE)

五十嵐 梨花(花千本槍企画/OFNE)

“なにもしない贅沢”伊平屋島2泊3日、親子で行ってみた!透明すぎる海と絶景、ランチ難民まで!?てんやわんやリアル島旅

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

今年、やんばる(沖縄県北部)で14回目の夏を迎えました。長女が中2になり、家族旅行できるのもそろそろ終わりでしょう。来年は受験だと思うと、今年の夏はどこかに旅行したい!しかしあまり時間がない…。いろいろと考えた末、北部の離島への旅行を計画しました。

この記事は、46歳の私、思春期まっ盛りの中2娘、そして釣りにハマっている小5息子の3人による、伊平屋島(いへやじま)2泊3日の珍道中です。計画どおりには行かないのが我が家の常。旅行を決めたのは旅立つわずか1週間前で、確実に押さえたのはフェリーの車載予約と宿のみ。旅行の行程だけはしっかりイメトレして、いざ出発!島旅のリアルとともに、伊平屋島の魅力をお届けします。

目次

タチウオに感激!行きのフェリーは3階のデッキで景色を楽しむ!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

自宅から今帰仁村の運天港まで車で20分ほど。運天港からフェリーに揺られておよそ80分。本島から目と鼻の先にある伊平屋島は、手つかずの豊かな自然と、高い透明度を誇る美しい海が広がる離島です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

乗船すると、さっそく船の先端にあたる3階のデッキへ!強風にさらされながらも、今帰仁村を海から眺め、「やんばるの海は美しい」と再認識。伊江島が見えたり、360度海に囲まれたりと、どんどん変わる周りの景色に旅への期待度が上がっていきます。

「トビウオだ!」との息子の声にふと海面を見下ろすと、何匹ものトビウオが爽快に跳ね上がっていました。居合わせたほかの旅行客と一緒になって「わーっ!」と大興奮!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

しばらくトビウオの撮影に熱中している間に、前方に見えていたふたつの島がどんどん近づいてきます。左手が伊是名島、右手が伊平屋島。今回めざすのは、右手にある伊平屋島です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

「美しい海はもはや見慣れている」と思っていた我が家ですが、伊平屋島の自然の美しさにはただただ感動!まず海の色が違います。もちろん本島北部でも、条件が揃った日の海の青さや透明度は格別です。しかし、海のすぐ背景に山があり「海の青さと山の蒼さの美しいコントラスト」が見られるのは、伊平屋島ならではの景色です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

伊平屋島ポートターミナルの「ようこそ伊平屋島へ」の文字に心躍りながら、いざ上陸!

ランチ難民からのスタート!?平日の飲食店事情

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
大潮の干潮時間なので、潮が引いています

ランチは野甫(のほ)大橋の手前、海沿いにあるカフェをめざして港を出発。「絶景を見渡せるおしゃれカフェでランチなんて、きっと子どもたちも喜ぶはず!」と計画したお店です。マイカーを走らせながら、海岸線や集落の雰囲気を堪能しつつお店へ向かいました。

到着時間は13時半ごろ。フェリーを下船してから1時間弱、下見をしながらのんびり向かっていたので、子どもたちの腹の空き具合がピークに。やっと食べものにありつける!
ほっとしたのも束の間、なんとこの日はスイーツとドリンクのカフェのみの営業?!事前確認を電話でしなかった自分に大説教です。「とりあえず子どもたちになにか食べさせないと」と思いつつも、「まぁ、きっと別のお店があるはず」とお店に入るのをやめました。
(※ここが運命の分かれ道でした。スイーツでもいいから、子どもたちのお腹を満たさせておけばよかった)

「島をぐるっとドライブしながらほかの店を探そう!」と、そのまま野甫島へ出発。野甫島はサトウキビ畑が広がり、奥に青い海が覗く、緑と青のグラデーションが美しい島です。

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旅行者の感覚であればきっと、沖縄ののどかな景色にテンションが上がるポイント。しかし、子どもたちが放ったひとことはまさかの、
「い・な・か!」
なんもない!野甫小学校を通り過ぎ、しばらく進むと本当になにもない。あるのは自然だけ。「いや、きっと西側に出て北上すれば、食堂のひとつでもあるはず」と考え、そのまま伊平屋島の西側へ。

島の西側は左手に海岸線、右手に久葉山といった、手つかずの大自然が広がる絶景ロードです。「こっち写真撮って」「こっち側も写真撮って!」とひとり感動する私をよそに、「お腹すいた!」と子どもたちの機嫌は急降下。(ここで気が付いたのが、写真全然撮ってくれてない!)
「ちょっと降りてみようよ」といっても「とにかくお腹空いたから早くなにか食べさせてくれ」の一点張り。途中でとおった「ヤヘ岩」や「無蔵水」などの観光スポットも一瞬で通り過ぎ、とにかく食べられるものを探すものの、いっこうに出てきません。

結局港付近に戻ったものの、すでに14時過ぎ。
そもそも飲食店の数が多くないうえに、訪れたのが水曜日(平日)だったので営業している店がさらに限られてきます。やっと見つけた店も、14時で終了。すっかり「ランチ難民」となり、結局地元のスーパーで買ったカップ焼きそばで遅めの昼食をとる羽目になりました。まあ、これはこれで格別な味となったでしょう。

【今回の教訓】
港から離れると、飲食店は本当に限られます。事前に電話で営業状況を確認し、できれば予約をしておくとよいでしょう。または、港近くの店でお昼を食べてから移動しましょう!
(おそらく、ほかの観光客のみなさんはそうしていました。すまん、子どもたち!)

「ただいま」といいたくなる、宿「むーる」

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

ランチ難民の試練を乗り越え、今回お世話になる宿「むーる」へチェックイン。名護市の人気沖縄そば屋「幸ちゃんそば」のさっちゃんのお姉さん・えっちゃんが営んでいる宿です。

伊平屋島には、いわゆる大型リゾートホテルはありません。手つかずの自然が残る、小さな田舎の島ならではの宿が多いのが特徴的。なかでも「むーる」は、まるで親戚の家に遊びに来たような、温かくほっとする宿です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

事務所のある本家のドアの奥には、食堂があります。なかを覗くと、えっちゃんと親戚の方々が楽しそうにユンタク(おしゃべり)をしていて、まるで「おばぁの家のリビング」のよう。

客室は離れにある、古民家タイプ・1人部屋・2人部屋と、本家裏にある3人部屋があります。古民家と2人部屋にはキッチンが付いているので、小さなお子さんがいるご家庭や自炊を楽しみたい方は、予約時に「キッチン付」を指定するとよいでしょう。
素泊まりもできますが、おすすめは朝食・夕食付のプランです。(夕食付がいい理由は、読み進めると分かります)

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

島の料理を朝から堪能でき、ボリュームも満点。特に感動したのが、フワフワでやさしい食感の「ゆし豆腐」です。島には豆腐屋がないため、えっちゃんが強いこだわりを持って厳選した豆腐を、本島から仕入れているのだそう。朝の身体にじんわり染み渡ります。

宿の近くには商店や海もあり、気取らずのんびりと島時間を過ごしたい方に、心からおすすめしたい宿です。

「米崎海岸」は、白砂と高い透明度でまるでプール!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

宿で水着に着替え、まずは野甫大橋の手前にある「米崎海岸」へ!
太陽の光を反射してキラキラと輝き、まるで巨大な天然プールのよう。海底の白砂がパウダーのように柔らかく、裸足で思いっきり泳げるのがGOOD!沖縄のなかでも、海底まで一面白砂のビーチはなかなか貴重です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

少し深くなったところで海底から見上げた水面が、あまりにも美しかったのが印象的でした。とてもいい天気の日に、プールの底から水面を見上げたときの、あの光景です。いつまでも泳いでいたいと思えたほど、気持ちのよい時間となりました。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

最後に野甫大橋下で釣り体験もし、無事?1日目の観光は終了!

夜光貝を堪能しに、港近くの「海魚(かいぎょ)」へ!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

夕飯は、居酒屋「海魚(かいぎょ)」へ。フェリーの船着場から徒歩1分ほどにある、地元客も観光客も大賑わいの人気店です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

「THE 沖縄居酒屋」のローカルな雰囲気漂う店内には、テーブル席と座敷席、カウンター席があわせて40ほどあります。くわえて、店内奥にはカラオケ付の大きな個室も完備。カラオケ好きの島人たちが集い、大盛り上がりしている姿が目に浮かびます。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

「海鮮定食」や「チキン唐揚げ定食」などの定番定食メニューのほか、「魚汁定食」や「ミーバイ定食」など、島の旨味をたっぷり感じられる定食メニューあり!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

もちろん、一品料理もあります。せっかくなので、伊平屋島らしいものをチョイス。「刺身盛り合わせ(一人前)」と「魚のマース煮」「夜光貝のにんにくバター炒め」そして、店オリジナルの名物「ナーガラス(貝とウニの塩漬け)」をいただきました。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
刺身盛り合わせ(一人前)1500円

まずは「刺身盛り合わせ(一人前)」。サザエ・夜光貝の頭部・夜光貝の貝柱・ミンジャー・クチナジ・ミーバイ・ハタ・海ぶどうと、旬の刺身がてんこ盛りです。このボリュームでなんと1500円?!さすが漁師の島!

夜光貝の頭部は、コリコリとしっかりとした歯ごたえで、まるで赤貝のような食感です。逆に貝柱は、ホタテのようにふわふわと柔らかく、そして口中に香る甘みと旨味で…絶品!!すべてが新鮮で箸が止まらず争奪戦に。ひとりひと皿の注文がおすすめです。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
ミンジャーのマース煮 1500円〜(時価)

「魚のマース煮」は、旬の魚を塩水と泡盛、生姜などで煮付ける沖縄の伝統的な郷土料理です。シンプルゆえ、素材の味をたっぷり堪能できるメニュー。
ミンジャーは肉厚でふんわりした食感の白身で、食べ応えバッチリ!息子のイチオシメニューです。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
夜光貝のにんにくバター炒め 1200円

「海魚(かいぎょ)」にきたら外せないのが、夜光貝のメニューです。沖縄に住んで14年になりますが、夜光貝を食すのは今回が初。刺身もいいけど、炒めものも食べてみたい…!噛めば噛むほど旨味が出てくる夜光貝に、にんにくバターが重なることでさらに深い味わいに。お酒がすすむ一品です。泡盛のあてにおすすめ!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

最後は、「ナーガラス」です。ティラジャーやシャコガイなどの旬の貝とウニを塩漬けした、「海魚(かいぎょ)」オリジナルメニューです。

先代が冷蔵庫のない時代に保存食として作っていたもので、レシピを受け継いでいこうと商品化されたもの。大きくカットされているため、なんの貝か考えながら食べられるのが、貝好きにはたまりません!
貝のプリプリ食感としっかり効いた塩味で、お酒好きの方には特におすすめしたいメニューです。瓶で販売しているので、お土産にもぜひ!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

そのほか、お通しで出たマグロの竜田揚げも、定食についていた味噌汁も、フライドポテトも格別!
店主たちとカウンター越しに楽しく会話を交わし、おいしい島の料理に大満足のひとときとなりました。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

「海魚(かいぎょ)」は、代々網元(あみもと・漁網や漁船を所有する漁業経営者)をしていた野甫ファミリーが経営する、漁師から直接仕入れた新鮮な島魚をたっぷり味わえるお店です。

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オーナーの野甫さんは、天候に左右されずに安定して仕事ができるようにと、さまざまな事業を手がける実業家です。近所の人たちの誕生日オードブルをご夫婦で作っていて、忙しくなったタイミングでお店を構えることに。
さらに縁と運と実力が重なり、現在の店舗に移ること、40余年!長年続けられているのは、地元に愛されている証拠でしょう。

現在は息子さんが大将となり、お店を切り盛りしています。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

オリオンビールや島酒に、おつまみもあり、子どもから大人まで満足できるラインナップがGOOD!先代の知恵と工夫を残すために開発された「ナーガラス」や、近海の魚や貝を新鮮に食べられるメニューの数々に、島への愛が詰まっています。

大繁盛店なので、島に渡る前に予約必須です。予約してから島に上陸しましょう!

大潮を狙え!干潮時に現れる潮だまりの天然プールへ

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

翌日の午前は、「くまや洞窟」の目の前にあるビーチへ移動。遠くにリーフが広がるスポットです。
特徴的なのが、干潮時にあちこちにイノー(潮だまり)ができる点です。特に大潮の日は、干潮と満潮で水位が2メートルほど変わるため、イノーがたくさん現れます。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

今回は大潮で、昼過ぎに干潮になるタイミングで旅行を計画しました。

午前10時半ごろに海に行くと、身長150センチメートルの息子が海面に顔をつけながら歩ける程度の水深に。普段遊んでいる海とは違う海なので、水深が高いと不安です。このくらいの水深がフラッと遊ぶのにちょうどよい!透きとおった水のなかを泳いだり歩いたりしながら、サンゴやカラフルな魚を観察できました。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

しばらく遊んでいると、あっという間に干潮に。遠くのリーフまで歩いていけそうなほど、水深が下がりました。イノーもあちこちに出現!

イノーは、小さなお子さんの海遊びにもぴったりです。ポツポツできた潮だまりのなかにいる魚を小さな網で捕まえたり、腰まで浸かってバシャバシャ遊んだり。泳がなくても気軽に海で遊べるのが、大潮の干潮時ならではの魅力です。
「潮が引きすぎ!」と思ったらイノーが現れるチャンスです。ぜひ探してみてくださいね。

【海遊びのポイント】
イノー遊びは波もなく穏やかで安全そうに見えますが、足元に潜む危険生物には十分ご注意を!リーフの外には出ない、マリンシューズを着用するなど、基本のルールをしっかり守って天然プールを満喫しましょう。

旅のハイライト!「りな丸」のスキンダイビングツアー

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

午後は、楽しみにしていたマリンツアーへ!野甫港から出港する「りな丸」にお世話になりました。
(米崎海岸があまりにも気持ちよすぎて、「もっと伊平屋島の海を堪能したい!」と欲が出てきて急遽予約。直前にもかかわらず神対応してくださり、感謝でいっぱいです!)

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

「りな丸」は、伊平屋島の海人(うみんちゅ)であるりくとさん、奥さまのりなさん、そして息子さんのたくとさんのご家族で運用するマリンアクティビティショップです。

数あるショップのなかから「りな丸」を選んだ理由は、女性スタッフがいるから。思春期の娘を連れた旅では、女性ガイドさんがいてくれるだけで安心感が倍増します。
しかも電話口からもひしひしと伝わる、白黒ハッキリした気持ちのいい人オーラ!予約するか迷いながらの電話でしたが、即決でした。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

まず連れて行ってもらったのは、野甫大橋のたもとの、巨大なサンゴが広がるポイントです。
運よく風が一切吹いておらず、海面は鏡のように穏やかな完全な「凪(なぎ)」。干潮に向かう時間帯は特に透明度が高くなるそうで、思わず海に向かってダイブしたくなるような絶景が広がっていました!

ドローンで撮影してくれた写真を見ると、まるで船が空に浮いているかのよう!よく観光ポスターやSNSで見かける「奇跡の光景」そのものでした。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
(提供:りな丸)

海のなかのガイドはりくとさんが担当。伊平屋島の海の生態や魚を、楽しく詳しくレクチャーしてくれます。

ポイント間の移動中には、大量の魚群とそれを追うサメのダイナミックな姿を発見!私たちは目視できませんでしたが、さすが、海人の千里眼。見つけるのも瞬時です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

枝サンゴが群生するポイントでは、ウミヘビやナマコを捕まえて触らせてくれたりと、見るだけでなく「触れて体験できる」工夫がたくさん。
「ウミヘビ=怖い」のイメージがありましたが、陸のヘビと違って表面がツルツルしていて、顔をよく見ると実はとってもキュートです。ナマコやサザエにも直接触れさせてもらい、まさに五感で伊平屋島の海を満喫!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

さらに、獲れたての新鮮な魚を船の上で捌いて食べさせてくれる、うれしいサービスも!

伊平屋島のマリンガイドさんは漁師を本業にされている方が多く、本島(特に北部)ではなかなか巡り会えない、贅沢で濃密な3時間ツアーを堪能できました。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

伊平屋島に訪れたら、体験してほしいイチオシのツアーです。

夜の冒険!「カニトラップ」を抜けた先に見た満天の星

ツアーを終え、すっかり釣り熱が上がってしまった小5の息子。野甫港近くは釣りスポットのようでたくさんの釣り人がいましたが、炎天下で日避けがない場所で釣りをするのはキツイ!しかも3時間のツアーのあととなり、疲労感はマックスです。息子には申し訳ないけれど釣りは断念してもらい、翌朝に持ち越しました。

宿でしばらく休んだあと、夕飯を探しに外を散策。しかし、今度は「夕飯難民」に。どこも休み、または満席で入れません。ランチの記憶がカムバックし、宿で夕飯をつけなかったのを大後悔しました。

適当に食事を済ませ、気を取り直して星空探しのドライブへ出発!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

まずは野甫大橋の手前にある「北緯27度線展望台」へ。煌々と光る満月と、月夜の灯に照らされた海面に、「うわー!きれい!」と3人で感動。やはり満月は格別です。

空気が澄み切っている沖縄では、月の光がダイレクトに地上へと届きます。だから、満月の日の北部や離島は夜中まで本当に明るい!満月をバックに写真を撮れば、月夜ならではの特別な一枚になるでしょう。スマホでこのクオリティです。ぜひ試してみて!

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

しかし、今回の目的は星空です。月明かりが眩しすぎるため、より暗い西側の道路へ移動開始。

街灯のない真っ暗な道を進んでいると、石のような、でも石でもないものがコロコロと出現。よく見ると、道路の上に大量のカニがいるではないか!!
次から次へと道路を横断するカニたちにアタックしないよう、ハンドルを切りながら避けるのに必死に。暗闇と突如現れる「カニトラップ」の恐怖に、車内の子どもたちは「怖いから早く帰りたい」と半べそをかきはじめる事態に…。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

そんなハプニングを抜け、途中の広場で車を停めて見上げた空には、瞬く星がいっぱい!満月の夜にこれだけの星が見えるなら、街灯も月明かりもない新月の夜はいったいどれほど美しいのか。恐怖の末に目にした星空は、子どもたちにとって人生の記憶に残る夜空のひとつになったでしょう。(願望)

旅の終わりに〜子どもたちのリアルな反応と「なにもしない贅沢」〜

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

楽しかった2泊3日の旅もあっという間に終わり。最終日の朝、やっとの思いで念願の釣りをしに近くの漁港へ行ってみました。
しかし全く釣れる気配がありません。それもそのはず、持参したのは100円ショップで買った簡易的な釣竿です。仕掛けも知識も乏しく、今回は不発の連続に終わってしまいました。
「釣りの雰囲気を味わう」だけでも息子は大満足です。きっと。多分。そうであってほしい。

やり残したこともありつつ、野甫島で作られている塩「塩夢寿美(えんむすび)」を最後に無事ゲット。本島でもなかなか見つけられない塩「塩夢寿美」は、絶対に買って帰ると決めていたお土産です。

港に戻った後は、フェリーターミナル内にあるカフェ「umi café」で冷たいフラペチーノを購入。島に来てはじめてのスイーツを堪能し、大満足で伊平屋島を後にしました。

今回の旅での教訓がいくつかあります。
まず、「46歳母の体力を考慮したスケジュール設計が必須」でした。(帰宅後38度の熱が出ました)
そして、普段からやんばるの自然のなかで暮らす子どもたちにとって、沖縄の田舎道や美しい海は「非日常」ではなく「日常の延長」でした。感動が薄い!なんて贅沢な日常なんだ!

また、暇があればずっと寝ていて、一見あまり楽しんでいないように見えた中2の娘にも驚きがありました。帰宅後に「伊平屋島、行ってよかった?」と聞いてみると、ボソッと「よかった。海がきれいだった」との返事が!予想外の言葉に、密かに心から感動してくれていたと知り、連れて行ってよかったと安堵しました。
釣りで悔しい思いをした小5の息子は、「次は絶対にちゃんとした釣竿を買ってリベンジする!」と意気込んでおります。

また行けたらいいね。その頃には、娘、一緒に来てくれるかな…なんて考え、子育ての卒業が近づいている事実に少し寂しさを感じながら、今回の2泊3日の任務は完了です。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

伊平屋島は、便利でおしゃれなスポットが立ちならぶ観光地ではありません。でも、手つかずの自然とどこまでも澄みきった海、そして島の人々の温かさがあります。

今回の我が家のように「てんやわんや」したくないファミリーは、アクティビティや食事の「事前予約」をしておくとよいでしょう。事前に伊平屋島観光協会のWebサイトでイメージトレーニングと予約を済ませておけば、島での時間が何倍もスムーズになります。

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記

一方で、時計を気にせず時の流れに身をまかせる「なにもしない贅沢」をじっくり味わえるのも、豊かな自然が残る伊平屋島だからこそ。
運天港からフェリーでおよそ80分で行ける秘境・伊平屋島。みなさんも、特別な島時間を過ごしに行ってみてはいかがでしょうか?

ドローン写真:「りな丸」提供

伊平屋島2泊3日 店舗詳細はこちら!

Information

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
宿 む〜る
住所
〒905-0702 沖縄県島尻郡伊平屋村前泊449
電話番号
098-046-2957 (携帯:090-1948-3088)
支払方法
現金のみ
チェックイン
13時
チェックアウト
10時
アメニティ
バスタオル・歯ブラシ・洗濯機が無料で使用できます。
Wi-Fi
あり
駐車場
あり
送迎
フェリーターミナル間の無料送迎あり(※ご予約時にお知らせください)
SNS
Instagram

Information

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
居酒屋 海魚
住所
〒905-0703 沖縄県島尻郡伊平屋村我喜屋217-30
電話番号
0980-46-2544
営業時間
ランチ営業:11時30分〜(月〜金)
夜営業:18時〜22時30分(フードL.O.22時)
定休日
日曜日
駐車場
あり
クレジットカードの利用
電子マネーの利用
SNS
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Information

【伊平屋島】名護市内からおよそ2時間!絶景とてんやわんやの2泊3日実録記
伊平屋マリンサービス りなまる
住所
〒905-0701 沖縄県島尻郡伊平屋村田名桃原1474-1
料金
▼ 渡船(伊平屋⇔伊是名 内花港)
1名様~2名様:12,000円
3名様:15,000円
4名様:18,000円
5名様:21,000円
6名様:24,000円
※別途、1名様につき100円の環境協力税をいただきます。

▼船釣り
チャーター料金
4時間:50,000円
8時間:80,000円
※保険料込みの金額です。

▼ボートスノーケル
3時間:10,000円/人
※保険料込みの金額です。

▼スキンダイビング
3時間:10,000円/人
1日プラン:16,000円/人
※保険料込みの金額です。
HP・SNS
公式HP
Instagram

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