コラム
オンラインおきなわマラソンへの挑戦②【佐久本浩志のサクサクいこうぜ!】
ONLINEおきなわマラソンの挑戦が始まりました。42.195kmを14日間の期間内に走れば完走です。一発勝負のマラソン大会と違って、楽ちんな感じもしますが、5km走を週4回、合わせて8回で40kmです。意外に走ります。
正月から走ってきたので、あまり体力的なキツさは感じず順調なペースでコツコツ距離を積み重ね、6日を残して31㎞。「50㎞まで走ってやろうか」と目標を高く再設定することを検討する強気の心理状態です。
ところがどっこい。嬉しいことに多く舞い込む仕事。走る時間がなかなか確保できません。(仕事ができる人はきっと確保できるはずです)
あれよあれよという間に、フルマラソンチャレンジ14日目の朝を迎えてしまったのです。
靴ひもをしっかり締めると、気合を入れて12kmを一気に消化するぞと駆け出す。空気もひんやりして気持ちいい。最高のロケーション、瀬長島。気分は映画の主人公です。
「このまま一気にフィニッシュ、やり遂げました!」と行きたいところですが、前日のお酒が残っているのか、体が重い。ひざも痛み出した。
次の予定までタイムリミットを迎え帰宅。残り1.5km余り。夜また走るか?困ったときに閃いたのは、子どもたちとの約束でした。
それは「動物園」。マラソンは終盤歩くこともあります。広い沖縄こどもの国の園内をラストのコースに決めました。
さまざま表情を見せてくれる沿道の動物たちを眺めながら、来園者でおそらくただ一人、距離を意識しながら園内を子どもたちと歩きました。
ついに子どもたちたっての希望に応えた満足感と、無事42.195kmの旅を終えた達成感を人知れずかみしめ、フィニッシュゲートという名の沖縄こどもの国の門をくぐったのでした。
おきなわマラソン実行委員会によると、大会にエントリーしたのは全国の2,217人。フルマラソンチャレンジの完走者は1,411人。
タイムアタックの種目のトップは2時間50分28秒。そして距離ランキングのNO.1は、なんと14日間で580.77kmを走破・・!1日平均41km走るなんて競技ランナーもビックリです。
新型コロナの影響が続く中、いろんな人がいろんな目標を持ってチャレンジしているんだなと、最後はしみじみ感じる大会となりました。
(オンラインおきなわマラソンへの挑戦②の更新が大幅に遅れまして、結果を気にされていたみなさま、大変申し訳ありませんでした!)
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