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OTV制作部

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OTV杯マスターズゴルフ選手権大会が開幕!前人未到の5度目の優勝を狙う比嘉賀信さん

「美らオーチャードゴルフ倶楽部」の17Hティーグラウンドに設置されている記念碑

ゴルファーの憧れ「ホールインワン」よりも達成が難しいとされているのが「アルバトロス」
ゴルフ経験者ならおわかりだろうが、「アルバトロス」とは「par5」のホールを3打少ない2打でホールアウトするというもので、奇跡でもおこらないかぎりまずお目にかかることができない。
そんな夢のようなシーンをテレビカメラが回る緊張感たっぷりの場面で成し遂げたゴルファーが沖縄にいる。ゴルファーの名は比嘉賀信(ひが よしのぶ)。今年70歳を迎えた沖縄アマチュアゴルフ界のレジェンドだ。

「美らオーチャードゴルフ倶楽部」海から吹く風をどう読み切るか?技術と経験が試される

比嘉さんが「アルバトロス」を達成したのは、今から8年前の2014年の「OTV杯マスターズゴルフ選手権大会」。沖縄のアマチュアシニアゴルファーがしのぎを削るなか、比嘉さんは17Hのpar5で奇跡を見せ、見事優勝に輝いた。その大舞台が2022年11月15日から3日間、恩納村の「美らオーチャードゴルフ倶楽部」で開催される。前人未到の5度目の優勝を狙う、比嘉賀信(ひが よしのぶ)さんに意気込みを聞いてみた。

静かに闘志を燃やす沖縄アマチュアゴルフ界のレジェンド比嘉賀信(ひが よしのぶ)さん

人生もゴルフもコツコツ

30代は県代表として国体に何度も出場 写真提供:比嘉賀信さん 

宜野座村出身の比嘉さん。地元では子どものころからスポーツ万能で有名だったという。中でも夢中になったのは「野球」で、中学・高校・社会人と打ち込んだ。そんな比嘉さんが「ゴルフ」と出会ったのは30代の頃。
「当時ゴルフをするのは『アシバ―(遊び人)』だと見られて、あまり良いイメージは持たれなかった」と比嘉さんは振り返る。
しかし、自分のペース、努力次第でスコアを伸ばせるスポーツにどっぷりはまっていった。若いころは仕事終わりはゴルフ練習場へ直行というのが日課だったという。

現在も年間130ラウンドはこなしているという比嘉賀信さん
自宅には大会で獲得したトロフィーなどが所狭しと並ぶ

70歳になってめざすマスターズ王者

比嘉さん愛用のゴルフクラブ。「ウェッジ」系にはこだわりがあるという。

「OTV杯マスターズゴルフ選手権大会」は「50歳以上の部」「60歳以上の部」「70歳以上の部」のカテゴリーに分けられ、このうち「50歳以上の部」「60歳以上の部」で最もスコアが良い選手が、「マスターズ杯」を手にすることができる。
比嘉賀信さんは、この大会で過去4回の優勝を飾っている。70歳になったが、「60歳の以上の部」にエントリーし、5度目の優勝を狙っている。「ゴルフを始めた30代と比べてボールの飛距離は確実に落ちたが、勝負勘は衰えていない。コツコツ自分のゴルフをしていきたい」と意気込みを見せる。

数々の名勝負を繰り広げてきた名将の掌

「2022 OTV杯マスターズゴルフ選手権大会」は2022年11月15日(火)から17日(木)までの3日間、恩納村の「美らオーチャードゴルフ倶楽部」で開催。
今年はどんな名勝負が繰り広げられるのか?

沖縄テレビでは名勝負の模様を2022年12月25日(日)16時から放送する

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