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くらしと経済編集部

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マイナポイントでお得にがっちり

後間
こんにちは。後間秋穂です。
今回は「マイナンバーカードとマイナポイント」について、野村證券那覇支店支店長の宮里洋介さんにうかがいます。

宮里
よろしくお願いします。

宮里
マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された顔写真付きのカードのことです。

プラスチック製でICチップが付いていて氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真などが記載されています。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請など、さまざまなサービスに利用できます。
健康保険証としても使えるほか、政府からの公的なお金を受け取る口座を指定することもできるようになりました。

マイナンバーカードの様式について

後間
そうなんですね。それ以外にもマイナンバーカードを持つメリットはありますか?

宮里
はい。メリットはマイナンバーカードを作ったり、健康保険証の利用登録をしたりすることで、「マイナポイント」がもらえることです。

マイナポイント

宮里
マイナポイントは各種キャッシュレス決済サービスと連携することによりそれぞれのサービスのポイントとして受け取ることができます。
2022年6月からは「マイナポイント事業」第2弾の申し込み手続きが始まっています。
これは最大2万円分のポイントがもらえる制度で、第一弾ですでにカードを取得し5千円分のポイントをもらった人でも、第2弾として健康保険証と公金受取口座の登録で1万5千円分のポイントがもらえます。

後間
お得な制度ですね。では、マイナンバーカードの取得率はどうなっていますか。

宮里
はい。国内の人口に対するマイナンバーカードの取得・交付率は2022年の10月末時点で51.1%です。

都道府県別のマイナンバーカード交付率

宮里
また、自治体ごとに開きがあり、都道府県別では宮崎県が65.4%最も高く、沖縄県は41.0%と最も低くなっています。
こうした状況に玉城知事も、県民に対し「積極的に取得するよう協力してほしい」と呼びかけています。

後間
そうなんですね。では実際にマイナンバーカードを取得するにはどうすればよいのでしょうか。

宮里
はい。郵送された通知カードに付いている交付申請書または個人番号通知書を持っている場合は、パソコンやスマートフォン、あるいは郵送や証明用写真機で申請することができます。

マイナンバーカードの申請方法

宮里
また携帯ショップでも手続きが可能となっています。
申請はさまざまな場所や方法で可能ですが、マイナンバーカードの受け取りは基本的に市区町村の窓口となっています。

マイナンバーカードを取得したらマイナポイントの申込が必要で、こちらもスマートフォンやパソコンで申請するか、 全国およそ7万箇所に設置されている支援端末から申し込みできます。

マイナポイントの申し込み方法

宮里
マイナンバーカードの申し込みは2023年の2月末まで。
マイナポイントの申し込みは2023年2月末までにカード申請された方が適切にポイントを申し込めるような申込み期限が今後新たに設定されます。
(注:2022年12月20日、総務省は「マイナポイント事業」第2弾の期間延長を発表しました。今後の新しい情報は、総務省ホームページをご確認下さい。)

後間
うっかり申し込みを忘れないように注意したいですね。
今回は「マイナンバーカードとマイナポイント」についてお話をうかがいました。
宮里さんありがとうございました。

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